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トランプ氏、金正恩氏の健康異常説に「知らない、健康願う」

トランプ氏、金正恩氏の健康異常説に「知らない、健康願う」

Posted April. 23, 2020 08:10,   

Updated April. 23, 2020 08:10

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トランプ米大統領が、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の健康不安説について、「真実かは知らない」とし、「元気であることを望んでいる」と述べた。一方、大統領府は、「特異な動向はない」との立場を堅持した。大統領府とホワイトハウスが国家安全保障会議(NSC)ラインを稼動して正恩氏の動向の情報を共有しているというが、正恩氏の健康不安説に対しては韓米間で微妙な相違がうかがえる。

トランプ氏は21日(現地時間)、ホワイトハウスでの記者会見で、正恩氏の健康に関して質問を受け、「伝えられた通りなら、皆さんも知ってのとおり、非常に深刻な状態だが、誰も確認していない」とし、「元気であることを願っている」と話した。 報道内容を確認することも否定することもしなかった。

大統領府は22日、「正恩氏が地方で活動している」と明らかにした。 大統領府関係者は、「いくつかの情報をまとめたが、まだ特異な事項はない」と話した。 これに対して情報当局関係者は、「韓米が共通の情報を持っているが、解釈の方法が異なる」とし、「ホワイトハウスの態度は正恩氏が正常に活動しているとまだ100%結論を下すことができないということ」と伝えた。 北朝鮮は同日も、正恩氏の健康について何の反応を出さなかった。


ハン・サンジュン記者 ワシントン=イ・ジョンウン特派員 alwaysj@donga.com · lightee@donga.com