
スペインのマドリードで開かれる男子プロテニス(ATP)ツアーのマスターズ1000マドリード・オープン大会の組織委員会が変わった決定を下した。新型コロナウィルス感染症の世界的な大流行で四大大会のウィンブルドンはじめ7月13日までに予定されていた全てのプロテニス大会が中止された中、マドリード・オープンを開催することにしたのだ。大会を延期せざるを得ない状況下で、5月1日に予定していた開幕を今月27日に繰り上げたのだ。社会的距離を無視したわけではない。大会がオンラインのバーチャルで開かれるからだ。
マドリード・オープン組織委員会は7日、公式ホームページとソーシャルメディア(SNS)を通じて「世界的なテニススター選手たちが自宅でラケットではなく、ゲームコンソールを握ってオンライン対決を繰り広げる」と発表した。マドリード・オープンは毎年開催される9のATPツアー・マスターズ1000大会のうち4番目に開催される大会。来月1日から10日までに開催される予定だった大会は中止となったが、大会に代わるゲーム大会が27日から30日まで開かれる。男女シングルスに、それぞれ16人の選手が出場し、4組に分かれてグループリーグを行う。その後、ベスト8がトーナメントで優勝を争う。すべての試合はSNSで中継される。試合が終われば、当該試合の分析と勝利選手のインタビューなどが行われる。出場選手のリストは後日発表する予定だ。
優勝賞金は男女それぞれ15万ユーロ(約2億ウォン)。組織委員会は賞金の一部をテニス大会の中止で生計が厳しくなった同僚選手たちに寄付することにした。優勝者は、寄付金額を決めることができる。組織委員会は、これとは別に5万ユーロを新型コロナウィルス感染症を克服するための募金に寄付した。アンドレア・ガウデンツィATP会長は「マドリード・オープンのオンライン開催はATPツアーとしては初めてだ。選手とファンがテニスでつながって交流できる興味津々で新しい方法を提供するだろう」と語った。
オンライン試合は、すでに米プロバスケットボール(NBA)とメジャーリーグ(MLB)でも行われている。NBAはケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)はじめ16人の選手が4日から「NBA2K20」オンラインゲームを通じてトーナメントを開いている。参加した選手のうちゲーム内の能力値が最も高い第1シードに入ったデュラントは第16シードのデリック・ジョーンズjr.(マイアミ・ヒート)に62-78で敗れ、1回戦で敗退した。
MLB統計サイトのベースボールレファレンスは野球シミュレーションゲーム「OOTP21」を通じてバーチャルリーグを開催している。バーチャルリーグで柳賢振(リュ・ヒョンジン=トロント・ブルージェイズ)は3試合に先発登板し1勝1敗、防御率6.75と多少振るわなかった。反面、金広鉉(キム・グァンヒョン=セントルイス・カージナルス)は2試合で1勝無敗、防御率1.64と快調のスタートを切った。
チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com






