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一度の充電で800キロを走るバッテリーの開発が目前

一度の充電で800キロを走るバッテリーの開発が目前

Posted March. 11, 2020 08:08,   

Updated March. 11, 2020 08:08

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三星(サムスン)電子の総合技術院が、次世代バッテリーとして注目を集めている「全固体電池」の寿命と安全性を高め、サイズも半分に減らせるオリジナル技術の開発に成功した。

10日、三星電子総合技術院は、一回の充電で800キロを走行できるし、1000回以上の再充電が可能な全固体電池の研究結果を、世界的な学術誌「ネイチャーエネルギー」に掲載したと明らかにした。ネイチャーエネルギーは、全世界の学術誌1万2000件のうち、10位以内に選ばれる権威ある学術誌だ。

全固体電池は、バッテリーの陽極と陰極との間にある電解質を液体から固体に置き換えたバッテリーだ。現在、ほとんどのバッテリーメーカーが生産しているリチウムイオンバッテリーと比較すれば、はるかに大容量のバッテリーを作ることができるし、安全性も高い。しかし、一般的な全固体電池に使われるバッテリーの陰極素材の「リチウム金属」は、再充電するとき、陰極表面に詰まってバッテリーの分離膜を毀損して、結果的にバッテリーの寿命と安全性を落とすいわば「デンドライト」の問題を解決しなければならない技術的難題があった。三星電子総合技術院は、三星電子の日本研究所と共同で「析出型リチウム陰極技術」を世界で初めて適用して、難題解決の糸口を手にした。

三星電子総合技術院のイム・ドンミン・マスターは、「今回の研究を通じて、電気自動車の走行距離を大幅に伸ばすコアオリジナル技術を確保した」とし、「全固体電池の素材と量産技術の研究を通じて、次世代バッテリーの限界を克服していきたい」と語った。


徐東一 dong@donga.com