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豪州戦で東京五輪出場権を決める

Posted January. 21, 2020 08:43,   

Updated January. 21, 2020 08:43

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史上初の9大会連続の五輪出場まであと1勝。サッカーU-23韓国代表は血戦を戦った翌日も汗を流した。

19日、後半ロスタイムに出たイ・ドンギョン(蔚山)の劇的ゴールでヨルダンを2-1で倒し、アジアサッカー連盟(AFC)U-23選手権(東京五輪最終予選)ベスト4に進出した韓国代表は、当初選手たちの疲労を考慮し、20日はプールなどで回復練習を行う予定だった。しかし、コーチ陣会議の末に予定を電撃的に変更し、この日も屋外での戦術練習を実施した。五輪進出の分水嶺となる準決勝の重要性を考えた措置だった。キム・ハクボム監督は、「簡潔なパスプレーを点検し、守備組織力を補完して試合に臨む」と話した。

韓国は22日午後10時15分(韓国時間)、タイのランシットで豪州と準決勝を行う。3位まで五輪出場権が与えられるため、豪州に勝てば東京行きは確定する。負けれると3位決定戦で必ず勝たなければならない。

豪州は準々決勝で延長戦の末にシリアを1-0で破った。得点力(韓国7ゴール、豪州5ゴール)と歴代の対戦成績(10勝2分け2敗と韓国優位)などで韓国が上回っているが、最近の2度の対戦だけを見ると優劣がつかない。昨年3月、カンボジアで開かれたAFC・U-23選手権予選で韓国は0-2でリードされあが、チョ・ヨンウクとイ・ドンギョンの連続ゴールで辛うじて2-2で引き分けた。3日、マレーシアで行われた非公開の強化試合でも1-1で引き分けた。

豪州選手のうち最も警戒すべき選手はAFC・U-23選手権予選の韓国戦で2ゴールを決めたFWニコラス・ダゴスティーノだ。今大会で2得点をマークしており、体当たりに強くキック力に優れている。シリアと準々決勝で決勝ゴールを決めたFWアル・ハッサン・トゥーレはスピードと個人技が優れ、韓国が体力が低下する後半にジョーカーとして投入される可能性が高い。

韓国のFWオ・セフン(尚州=193センチ)とMFイ・ドンギョンは豪州との直近の2試合で得点を味わったため、今回も期待が集まっている。豪州は身長が184センチを超える長身DF4人を保有している。


鄭允喆 trigger@donga.com