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ペットにも暑さ対策を!足裏の火傷に発作も

ペットにも暑さ対策を!足裏の火傷に発作も

Posted August. 06, 2018 09:13,   

Updated August. 06, 2018 09:13

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先月末、ソウル南山(ナムサン)公園を散歩する途中、ペット(犬種はシーズー)の「ボリ」が息を切らしながら発作を起こしていることを目にした飼い主のイさんはびっくりして、動物病院に駆け付けた。しかし、ボリは診療申請をする前に熱中症で死亡した。イさんは、熱くなったボリの足を手にして、申し訳ないという言葉だけを繰り返さざるをえなかった。

記録的な猛暑に、人だけでなく、ペットたちも危険な状況に置かれている。火傷をしたり、皮膚病にかかるケースが多く、ひどい場合は命を失うこともある。犬のペット5頭を飼っているミン・ヒウンさん(32・女)は、「すべてのペットが足の裏にやけどをしたのは今年が初めてだ」とし、「犬を飼い始めてから20年になるが、今年の夏はとりわけつらい」と話した。ソウル城北区(ソンブクク)のとある動物病院の関係者は、「皮膚病や熱中症で来るペットが昨年より確かに増えた」とし、「地熱で足の裏が剥がれたり、暑さに耐えきれなかった犬が自ら掻いてけがをするケースが多い」と説明した。

そのため、ペットとの散歩時間は最小限に抑えている。大型犬に属する秋田犬を飼っているパク・チソンさん(33・女)は、「毎日2時間ずつ行ってきたペットとの散歩を30分に減らした。熱帯夜のため、夜に散歩に出ても犬が苦しがっている」と愚痴をこぼした。

ペットの飼い主たちはペットを連れていけるショッピングモールに駆けつける。4日、京畿河南市(キョンギ・ハナムシ)にあるショッピングモールを訪ねたところ、首輪をしたり、犬用ベビーカーに乗っている数十頭のペットたちが目についた。ナさん(45)は、「この猛暑でペットを外に連れ出すことができず、ここに来た」と話した。

ペット用プールと愛犬カフェも、ピークを迎えている。京畿揚州市(ヤンジュシ)のとある愛犬プールの場合、昨年より客が5倍ほど増えたという。京畿道城南市(ソンナムシ)のとある愛犬カフェの店主は、「猛暑が始まって以来、訪れる人が急増した」と明らかにした。


ユン・ダビン記者 empty@donga.com