ポンペオ米国務長官が、北朝鮮の非核化措置と関連して、「期限を設けない」と明らかにした。
ポンペオ氏は25日(現地時間)に放送されたCNNの電話インタビューで、「2ヵ月であれ6ヵ月であれ、首脳間で決めた目標を達成できるよう迅速に取り組む」とし、このように述べた。そして、「協議を続けるために必要な進展が得られているかどうか絶えず検証する」とし、「米朝間に40年間緊張関係が続いたことを考えると、現時点で具体的な(非核化の)行程表を期待することは時期尚早」と説明した。
ポンペオ氏は米朝首脳会談直後の14日、「北朝鮮の『主な非核化』が今後2年半内に達成することを望む」と述べ、トランプ米大統領の任期が終わる2021年1月までを非核化達成の目標期限に考えていることを明らかにした。期限を設けないという今回の発言は従来の立場から後退したもので、事実上、北朝鮮との交渉が長期化する可能性を開いたとみえる。
朴庭勳 sunshade@donga.com
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