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3姉妹が表彰台を独占か、冬季五輪の新しい歴史に挑むモーグルスキーのデュフォーラポイント姉妹

3姉妹が表彰台を独占か、冬季五輪の新しい歴史に挑むモーグルスキーのデュフォーラポイント姉妹

Posted January. 01, 2018 10:02,   

Updated January. 01, 2018 10:13

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アーチェリーの韓国女子代表チームは、2000年のシドニー五輪女子個人戦で表彰台を太極旗(テグッキ)が独占した。ユン・ミジンが金メダル、キム・ナムスンが銀メダル、金水寧(キム・スニョン)が銅メダルを獲得し、メダルを総なめしたのだ。

今年2月9日に開幕する2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪では、これを超える歴史的な場面が演じられるかもしれない。フリースタイルスキー女子モーグルのカナダ代表チームの3姉妹が表彰台独占に挑戦するからだ。主役は、マクシム・デュフォーラポイント(29)、クロエ・デュフォーラポイント(27)、ジャスティン・デュフォーラポイント(24)の3姉妹だ。

デュフォーラポイント姉妹は2014年ソチ五輪に揃って出場した。当時、末っ子のジャスティンが金メダルを、2番目のクロエが銀メダルを獲得した。冬季五輪史上、一つの五輪競技で姉妹が金メダルと銀メダルを同時に獲得したのは、3度目だった。長女のマキシムは12位だった。

平昌五輪に出場する3姉妹は、「平昌で新しい歴史を作りたい」と意気込んでいる。マキシムは最近、NBCのインタビューで、「4年前に妹たちが表彰台に立った記憶が今も新しい。平昌五輪で私たち3人が一番高い所に立つ瞬間を夢見ている」と話した。末っ子のジャスティンは、「不可能はないと思っている」と言い、クロエは、「平昌で3人とも最高のパフォーマンスが披露できれば十分可能なことだ」と語った。

3人が、これだけ自信を語る背景には、それだけの根拠がある。世界トップレベルのアスリートが出揃うワールドカップ(W杯)で表彰台を独占した経験があるからだ。3姉妹は2016年1月、カンダのモントリオール近くのバルサンコム・リゾートで開催された国際スキー連盟(FIS)フリースタイルスキーW杯の女子モーグルで、揃って1~3位になった。ジャスティンが86.49点で金メダルを獲得し、クロエとマキシムは、それぞれ銀メダル(85.09点)と銅メダル(80.72点)を獲得した。モーグルスキー史上初の出来事だった。

今季は多少振るわない。昨年末、中国太舞で開催されたW杯で3人とも入賞に失敗した。だが、昨季まで最高の技量を発揮した実力派だけに、残り期間で巻き返せる余地は十分ある。

カナダのモントリオール出身のデュフォーラポイント3姉妹は長女のマキシムが11歳のときスキーに入門してから3人とも自然な形でスキー選手の道を歩み始めた。クロエは10歳のとき、三女のジャスティンは二人の姉に従って8歳のときスキーを始めた。追加の練習をするたびにチョコレートをご褒美としてもらったジャスティンは、今や姉たちを超える選手になった。

各種大会に一緒に出場し、互いにアドバイスと激励を惜しまない3姉妹は、サーフィンと言う共通の趣味を持っている。昨年大会に出場するため韓国を訪問したときも、揃って観光と買い物を楽しんだ。



李憲宰 uni@donga.com