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メルケル首相の独立宣言にトランプ大統領「ドイツは悪い」

メルケル首相の独立宣言にトランプ大統領「ドイツは悪い」

Posted June. 01, 2017 08:41,   

Updated June. 01, 2017 08:42

米国のトランプ大統領の米国第一主義を批判し、「欧州の運命は欧州自ら責任を負わなければならない」と強調したドイツのメルケル首相が、中国だけでなくインドにも積極的な求愛に乗り出し、注目される。インドと中国はいずれもドイツが米国の代わりに求める新しい同盟候補だが、中国とインドは敵対する間柄だ。

31日、米紙ワシントン・ポストは、ドイツとインドの首脳会談が前日(30日)開かれたことを伝え、メルケル氏が米国でなく他で同盟を探していた時にインドのモディ首相に会い、友情を誇示したと報じた。メルケル氏は30日、記者団に対して、「欧州は新しい同盟を探さなければならない」とし、「他国に完全に依存する時代は終わった」と強調した。

モディ氏はメルケル氏に「私たちは運命的な相手」と言って笑みを浮かべ、注目された。モディ氏は、「インドとドイツの関係発展のスピードが速く、方向が肯定的であり、目的が明らかだ」とし、「ドイツは力があり準備された能力のあるパートナーとしてインドを望むだろう」と述べた。また「2国間関係であれ人道主義問題であれ、地域またはグローバルな問題であれ、メルケル氏とのすべての協議は非常に有益だった」と述べた。

メルケル氏も肯定的に応えた。メルケル氏は、欧州連合(EU)とインドの自由貿易協定(FTA)の推進について歓迎の意向を明らかにし、「インドは、世界が相互に結びつかなければならないだけでなく、(この結びつきが)賢明に稼動することを望む国だ」と述べた。両国はトランプ氏が脱退を検討している気候変動対策の枠組み「パリ協定」についても話し合った。メルケル氏は、温室効果ガスの削減に向けてパリ協定を最も強く支持する指導者だ。モディ氏は同日、2022年までに世界の太陽熱発電の半分を超えるエネルギーをインドが生産すると主張し、メルケル氏は注目すると明らかにした。

インドは先月、中国の習近平国家主席の主宰で、北京で開かれた「一帯一路(21世紀陸上と海上シルクロードプロジェクト)国際協力首脳フォーラム」に参加しなかった。中国が、一帯一路を推進し、インドと領土紛争をしているパキスタンとの協力を強化しているという理由からだ。中国とインドの軍事的緊張も高まっている。31日、中国のネットメディア「澎湃」によると、中国海軍がインド洋で初めて海上のターゲットへの実弾発砲訓練を実施した。これはインドの反発を呼ぶと予想される。



尹完準 zeitung@donga.com