Go to contents

世界196位がスコア「59」、無名のハドウィンが珍記録

世界196位がスコア「59」、無名のハドウィンが珍記録

Posted January. 23, 2017 08:55,   

Updated January. 23, 2017 08:55

한국어

米男子ツアー(PGA)で約150万回のラウンドのうち10回も出ない50台のスコアが2週連続で誕生した。歴代9番目にスコアカードに「5」の数字を書いた主人公はアダム・ハドウィン(30=カナダ)だ。

世界ランキング196位のハドウィンは22日、米国カリフォルニア州パームスプリングスのラ・キンタCC(パー72)で開かれたキャリアビルダ―・チャレンジ―の3日目に13アンダー59を記録し、通算17アンダー199をマークした。ボギーなしに13バーディーを奪ったハドウィンは、1991年にチップ・ベックが樹立した18ホール最多バーディー記録に並んだ。

PGAツアーで優勝経験のない選手としては初めてで、カナダ選手初の50台スコアを記録したハドウィンは、「『あの人』が来た日だった。信じられないことが起きた」と話した。

夢のスコアと言われる「59」は13日、ジャスティン・トーマスがソニーオープン初日に記録(11アンダー59)して以来、9日ぶりに出た。PGAツアー18ホールでの最少スコアはジム・フューリックが昨年に打ち立てた「58」だ。

前半に6連続バーディーを後半に5連続バーデイーを叩き出したハドウィンは同日、パターを21回しか使わない効率の高いパッティングを見せた。

2009年にプロデビューして以来、2015年にPGAツアーに飛び込んだハドウィンは、前日49位タイから単独首位に躍り出たが、自身初の優勝は豪語できない状況だ。2位のドミニク・ボゼリ(米国)とは1打差に過ぎず、先頭グループには強豪が多く布陣しているからだ。しかも4日目は難コースで知られるスタジアムコースで行われる。歴代PGAツアーで50台のスコアでプレーした選手の優勝確率は50%だ。



金鍾錫 kjs0123@donga.com