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投手もヘルメットをかぶる? 素材進化で薄型登場も「かぶり心地悪い」認識が課題

投手もヘルメットをかぶる? 素材進化で薄型登場も「かぶり心地悪い」認識が課題

Posted September. 09, 2016 08:32,   

Updated September. 09, 2016 08:48

安全だけを考えると、野球で投手がヘルメットをかぶらないのは、むしろおかしいことだろう。打者が打った球が向かう真正面にマウンドがあるからだ。

プロ野球LGの投手、キム・グァンサム(36)は先月28日、ヒューチャーズリーグ(2軍)試合で頭に打球を受け、頭がい骨にヒビが入った。LGの関係者は、「選手の生命に別条はないが、練習再開には3ヵ月ほどかかるだろう」と話した。メジャーリーグではロサンゼルス・エンゼルスの投手、マット・シューメーカー(30)が5日、東部に打球を受けて緊急手術を受けた。

投手がヘルメットを着用しない一番の理由は、似合うヘルメットがないからだ。ニューヨーク・メッツのアレックス・トーレス(29)は2014年に「スーパー・マリオ」の異名を得た。その試合で被った投手用ヘルメットがゲームの中のスーパーマリオが被っていた帽子ほど大きかったからだ。その後、素材技術の進化で厚さが平均1.8センチまで薄くなった投手用ヘルメットも登場した。だが、依然として投手にとってヘルメットは「かぶり心地が悪い」という認識が根強い。

実際、打者がヘルメットを着用するまでにも60年がかかった。クリーブランド・インディアンスでプレーしたレイ・チャップマン(当時29歳)は1920年にメジャーリーグの試合途中、投手のボールを頭部に受けて亡くなった。チャップマン以降も投手が投げるボールを頭に受けて引退したり、深刻な負傷に苦しんだ選手は一人や二人ではない。それでもメジャーの打者たちは、なかなかヘルメットを着用しようとしなかった。「ヘルメットは臆病者がかぶるもの」という認識が選手の間で根強かったからだ。

結局、メジャーリーグ事務局は1971年から全打者にヘルメット着用が義務付けられた。それでも拒み続ける選手がいた。すべての打者がヘルメットを着用するようになったのは、「最後のヘルメット拒否者」ボブ・モンゴメリー(72=当時ボストン)が引退した1980年からのことだった。

今は、一、三塁コーチもヘルメット着用が義務付けられている。



황규인 ファン・ギュイン記者 기자