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今夏の韓国映画「ビック4」、興行成績はいかに

今夏の韓国映画「ビック4」、興行成績はいかに

Posted July. 16, 2016 07:26,   

Updated July. 16, 2016 07:37

上半期の映画界の不況にも関わらず、依然希望の火種は残っている。韓国観客らは主に、夏に韓国映画を集中的に見て、愛情を示しているからだ。一般人対象のアンケート調査の結果、7月末から8月初めに韓国映画を見たいと答えた人たちが圧倒的に多かった。

「今年夏に公開するブロックバスターのうち、最も期待している作品な何か」という質問(複数回答)に、来月公開する予定となっている「德惠翁主(トクへオンジュ)」(67.3%)が最大の支持を受けた。高宗(コジョン)皇帝の末娘で、紆余曲折の多かった歴史を体で感じた德惠翁主(1912〜1989)の生涯を描いた作品であり、原作小説(クォン・ビヨン作、タサンチェクバン)が、この10年間最も多く読まれた小説の8につくほど、頑丈な支持層を確保している。「8月のクリスマス」(1998年)、「春の日は過ぎゆく」(2001年)などを通じて、韓国ロマンス映画の巨匠の列に名を連ねた許秦豪(ホ・ジンホ)監督が演出を担当し、女優のソン・イェジンや朴海日(バク・ヘイル)などが出演した。カン・ユジョン映画評論家は、「実在人物を扱った時代劇である上、適切なスターキャスティングが行われたので、基本的な興行コードを備えた作品だ」と言い、「映画の中心となる女性キャラクターを、従来とどう違うように映らせるかがカギとなるだろう」と見込んだ。

もう一つの韓国近現代史を扱った映画「仁川(インチョン)上陸作戦」(27日公開)も、同様に大きな注目を集めた。「德惠翁主」とほぼ同様の数値(63.3%)で2位についた。韓国人ならだれもが知っている1950年9月15日の、ダグラス・マッカーサー国連最高司令官(1880〜1964)による驚くべき作戦を素材としている。当時、対北作戦に投入された韓国海軍のスパイ部隊員(李政宰)の命がけの任務を描いているが、ハリウッド俳優であるリーアム・二―ソンがマッカーサー将軍の役を演じて話題を集めた。カン評論家は、「映画『延坪(ヨンピョン)海戦』の既視感を消すと同時に、ブロックバスター的要素やドラマへの期待感を同時に満足させることができるかどうかに、興行如何がかかっている」と話した。観客らはこのほか、「釜山(ブサン)行き」(44.4%)や「トンネル」(33.0%)などの韓国映画に大きな期待を表している。

一方、専門家らは20日公開する「釜山行き」を高く評価した。インタビューで、今年夏の最高期待作として10人もの人が、この映画を取り上げた。「釜山行き」はゾンビが登場する災害ブロックバスターというユニークなコンセプトの作品。「豚の王」(2011年)や「インチキ」(2013年)など、アニメ映画界での名声を手にしたヨン・サンホ監督の実写映画の長編デビュー作であり、今年の第69回カンヌ国際映画祭の非コンペティション部門に招待され、大好評を受けた。来月10日に公開する「トンネル」も同様に、災害映画として注目を集めている。2014年、「最後まで行く」(345万人)を演出したキム・ソンフン監督の作品であり、俳優のハ・ジョンウや裵斗娜(ペ・ドゥナ)、吳達秀(オ・ダルス)などが出演する。



이새샘기자 イ・セセム記者 iamsam@donga.com