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強い酒は去り、まろやかなミキシングが浮上

強い酒は去り、まろやかなミキシングが浮上

Posted June. 23, 2016 07:24,   

Updated June. 23, 2016 07:35

ビールなのにフルーツの香りや味がする。フルーツ焼酎が人気を集めたのを受け、最近は、フルーツ味のビールが次々と登場している。OBビールが最近発売した「ミックステール」(写真)は、カクテル発酵酒だ。蒸留酒で作る一般的なカクテルとは違い、麦芽を発酵させた酒に、ライムやミント、イチゴの果汁エキスを加えたものだ。ハイト真露が23日発売する「ハイトマンゴリンゴ」も同様に、ビールにマンゴの果汁を混ぜたもの。アルコールの度数は2.5度で、一般のビール(4~8度)より低いのが特徴だ。

「度数の強い爆弾酒」は過ぎ去り、まろやかなミキシング(mixing)が浮上している。最近、酒類市場では従来の焼酎やビール、ワインなどに、フルーツの香りや味を混ぜた「ミキシング酒」が人気となっている。昨年から人気を集めているフルーツ焼酎は、日々添加されるフルーツの香りの種類が増えている。ハイト真露は、グレープフルーツ味の焼酎である「グレープフルーツエイスル」に次いで、今月初め、マスカット味の焼酎である「マスカットエイスル」を発売した。ロッテ酒類の「スンハリチヨウムチョロム」は、柚子を皮切りに味が増え続けて、今は5種(ゆず、桃、リンゴ、グレープフルーツ、ソーダ味のマスカット)に上っている。白ワインや発酵酒などに炭酸や果汁を混ぜた炭酸酒も同様に、持続的に市場を拡大している。

これらのミキシング酒は、その大半が従来の焼酎やビールに比べ、アルコール度数が低く、味が甘い。業界では、ミキシング酒の人気は、従来の男性中心の飲酒文化から離れて、20、30代の女性消費層の拡大を考慮したものだと説明している。飲みすぎは減り、簡便で負担を感じずに酒を楽しむ空気が広がっているからだ。消費者の趣向が細分化されていることも、もう一つの理由となっている。ロッテ酒類のキム・ナムユン代理は、「今や、従来のビールや焼酎などの大市場だけを維持しては難しくなっており、消費者の嗜好によって、酒も多様な味や度数を具現するのが一般的傾向となっている」と話した。

手頃の価格で、多様な試みをしてみたい不況期の消費の特徴が表れているという見方もある。実際、最近発売されたミキシング酒の価格は、これまでの焼酎やビールと同じか、下がっている。OBビールのイム・ヘミ代理は、「日本は長期不況期にミキシング酒が登場して人気を集めた。国内でも価格に負担を感じずに一、二杯ぐらい軽く飲みながら、様々な味を経験したいというニーズが反映されたものとみられる」と説明した。



구가인기자 ク・ガイン記者 comedy9@donga.com