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SXSWを盛り上げた韓国音楽 「K-POPナイト」を開催

SXSWを盛り上げた韓国音楽 「K-POPナイト」を開催

Posted March. 18, 2016 07:25,   

Updated March. 18, 2016 07:30

「全てはどん底から始まります。…私も何とかここまで来られましたが、驚くべき奇跡はホワイトハウスでのみ起こるわけではありません」(ミシェル・オバマ)

16日午前(現地時間)、米テキサス州オースティン市内コンベンションセンター3階のボールルームに、ミシェル・オバマ米大統領夫人が登場した。世界最大の音楽祭「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」ミュージックフェスティバルの基調演説を行うためだ。11日のSXSWインタラクティブフェスティバルで、バラク・オバマ大統領が基調演説を行ったのに続き、SXSWはもう一人のVVIPを招くことに成功した。

SXSWは今年で30周年を迎えた。50組のアーティストが参加するインディーズ音楽祭としてスタートしたSXSWが大統領夫妻を招く行事に成長できたのは、新しい大衆文化と先端技術に対するオープンな姿勢によるところが大きい。

ミシェル夫人は同日、ホワイトハウスで始まった少女の教育機会拡大を求める「レット・ガールズ・ラーン(Let Girls Learn )」キャンペーン広報活動の一環として、舞台に立った。司会のクィーン・ラティファ、ラッパーのミッシー・エリオット、作曲家のダイアン・ウォーレン、俳優のソフィア・ブッシュまで、4人の成功した女性がミシェル夫人を支持するために対談に参加した。

SXSWとミシェル夫人の話は、まるで同日夜オースティン市内クラブ「ザ・ベルモント」で開かれた「K-POPナイト」のための修辞のようだった。2013年から毎年SXSWで開かれているK-POPナイトは、今年で4回目となる。今年のK-POPナイトは過去3年間に比べ、ちょうど2倍拡大した規模を誇る。会場は座席数600席から1200席に増え、「バイ・バイ・バッドマン」、「被害意識」、「ラブ・エックス・ステレオ」、「ママム」、「ハイム」、「ディーン」、「ジャイアン・ティ」の熱くて安定した公演に、客席の雰囲気は最高潮に盛り上がった。

同日インタビューに応じたSXSWミュージックフェスティバルのジェームズ・マイナー総監督は、「SXSW内でK-POPは目覚ましい成長を遂げている。ユニークな上、努力家で時間的要素まで絶妙に結合するK-POP公演の競争力は言うまでもない」と述べた。

ザ・ベルモントの外では、K-POPナイト開始から11時間前の午前8時から、現地人が並んでいた。午後になると、すでに一つのブロック全体が、K-POPナイトを楽しむために待機する人で埋め尽くされていた。

同じ時間に市内のいたるところで開かれた100件の公演のうちK-POPを選択した現地観客は、ヘヴィメタルバンドの「被害意識」から女性グループの「ママム」に至るまで、韓国人アーティストに高い関心を示した。ママムを見るために昼間から並んでいたというテキサスのK-POPファンのデイヴィッド・リンデンさん(32)は、「地域フェスティバルであるSXSWが成長してきたように、K-POPの音楽と公演は常に私たちを驚かせている。来年も出演者とは関係なく、またK-POPナイトを見に来たいと思う」と話した。



오스틴=임희윤기자 オースティン=イム・ヒユン記者 imi@donga.com