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KBOシーズンMVPは40−40のテイムズ、外国人では史上3番目

KBOシーズンMVPは40−40のテイムズ、外国人では史上3番目

Posted November. 25, 2015 07:43,   

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プロ野球・NCのエリック・テイムズ(29)は5年前、米プロ野球のダブルAでプレーする選手を対象にした今年の選手賞候補に初めて挙がった。多くの同僚と関係者たちは、テイムズの受賞を予測した。本人も、そう信じた。しかし、いざ賞はチームの同僚に与えられた。テイムズは、「本当に悔しくて、散々泣いた」と振り返った。

あの記憶を思い出したテイムズは、「緊張のあまり、数日間はあまり眠れなかった」と話した。しかし5年前とは違って、今回は表彰式の主役になった。

テイムズは24日に行われた2015タイヤバンクKBO表彰式で、レギュラーシーズン最優秀選手(MVP)に選定され、MVPトロフィーと3700万ウォン相当の車を副賞が贈られた。外国人選手がレギュラーシーズンMVPに選ばれたのは1998年のタイロン・ウッズ(OB)、2007年のダニエル・リオス(斗山)以来で史上3番目。

テイムズは今シーズンに47本塁打を記録し、プロ野球史上初めて40本塁打40盗塁を達成した。テイムズは、「やっぱり40−40を達成したからMVPを受賞できたと思う。10月には個人的に非常に苦しく、疲れていたけど、記録達成で立ち直ることができた」と話した。

テイムズは、今シーズンに打率.381、長打率.790、出塁率.497、130得点を記録し、打撃4部門で受賞者となり、総額1200万ウォンの賞金を獲得した。

プロ野球担当記者団の投票で、テイムズは有効票99票のうち50票を獲得し、44票を得た朴炳鎬(パク・ビョンホ=29・ネクセン)を6票差でかわした。あと1票が足りなかったら、過半数に及ばなかったため決選投票を行う運びとなるところだった。候補に挙がった梁玹種(ヤン・ヒョンジョン=KIA・27)は5票、エリック・ハッカー(NC・32)は無得票だった。表彰台に上ったテイムズに花冠を載せてあげながら祝福をした朴炳鎬は、「思ったより多くの票がもらえたので満足している。発表前にテイムズに『お前がもらえそうだ』と言ってあげた。今年は、本当にテイムズと楽しく競争をしたと思う」と話した。

最高の座に上り詰めたテイムズは、来年はさらに高い目標を設定した。テイムズは、「来年もMVPに選ばれたい。そして昨年は30本塁打、今年は40本塁打を目指したが、いずれも達成した。来年は50本を目指してさらに頑張りたい」と話した。



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