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「リトル盧武鉉」金斗官氏、「親盧だが親文ではない」

「リトル盧武鉉」金斗官氏、「親盧だが親文ではない」

Posted November. 18, 2015 07:16,   

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「親盧系(盧武鉉氏系)だが親文系(文在寅氏系)ではない」

金斗官(キム・ドゥグァン)前慶尚南道(キョンサンナムド) 知事は17日、東亜(トンア)日報の電話取材に対してこのように話した。18日に予定された「千正培(チョン・ジョンベ)新党」結党推進委員会の発足式で祝辞を引き受けた理由をこのように説明したのだ。金氏は新政治民主連合所属だが、千議員は離党している。

金氏は、「千正培新党」に合流しないと線を引いた。その一方で、千議員との特別な関係を強調した。「リトル盧武鉉(ノ・ムヒョン)」と呼ばれる金氏と「親盧元祖」といえる千議員が手を握るという話が絶えない理由だ。

金氏は、「文在寅(ムン・ジェイン)代表や李鍾杰(イ・ジョンゴル)院内代表が祝辞をしないので、私がしなければならないと考えた」とし、「政権交代に向けて(新政治民主連合と千議員が)力を合わせなければならない」と話した。また、「来年の総選挙で(両勢力が)段階的に候補一本化を念頭に置くのではないか」とし、「手伝うことがあればする」と付け加えた。

金氏と千議員は、2002年の大統領選で盧武鉉候補陣営で初めて会った。千議員は当時、与党の「政風運動」を主導し、国会議員の中で初めて盧武鉉候補への支持を宣言した。盧武鉉政府で法務部長官を務めたが、文在寅大統領秘書室長ら親盧陣営と対立し、2007年にヨルリン・ウリ党を離党した。その後、2012年の大統領選で金斗官候補陣営で常任選対委員長を務め「反文在寅」の旗を掲げた。

金氏は、党内で非盧系の文炳浩(ムン・ビョンホ)、柳成葉(ユ・ソンヨプ)議員らと近い。9月には、彼らと共に「金相坤(キム・サンゴン)革新案」の通過に反対する声明を出した。離党した千議員のように「反文在寅」の行動を起こしているのだ。

千正培新党推進委の発足式には、安哲秀(アン・チョルス)議員に近い韓相震(ハン・サンジン)ソウル大学名誉教授も祝辞を述べる。千議員が安議員側に「新党を一緒につくろう」とラブコールを送るのではないかという観測も流れている。



constant25@donga.com