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韓美薬品、またもや1兆ウォン台の糖尿・肥満新薬を輸出

韓美薬品、またもや1兆ウォン台の糖尿・肥満新薬を輸出

Posted November. 10, 2015 07:25,   

韓美(ハンミ)薬品は最近、国内製薬業界では史上最高額の新薬技術を輸出したのに続き、またもや1兆ウォンを超える契約に成功した。一週間でこの会社が交わした輸出契約額だけでも6兆ウォンに上る。

韓美薬品は、多国籍製薬会社、ヤンセンと臨床1床を終えた糖尿病、肥満治療新薬「HM12525A」のライセンス契約を交わしたと、9日明らかにした。ヤンセンは、韓国と中国を除く全世界でのこの薬の独占開発や商業化の見返りとして、韓美薬品に1億500万ドル(約1197億ウォン)の契約金を支払うことになる。ヤンセンは今後、追加臨床や製品許可、発売などの段階ごとに、計8億1000万ドル(約1兆431億ウォン)を韓美薬品に追加支給するものとみられる。製品発売後の販売ロイヤルティーは、また別途になる。

HM12525Aは、高度肥満の糖尿病患者向けに開発された薬だ。韓美薬品が5日、フランス・サノフィに5兆ウォン規模の技術を輸出した糖尿新薬3種「クワンタムプロジェクト」と同じように、独自技術「ラップスカバリー」が適用された。これは、医薬品の半減期を増やして薬の投与回数を減らす技術だ。韓美薬品の関係者は、「今回契約を交わした新薬は、糖尿病と共に高度肥満患者らの体重を減らすことにも効果があることが分かった」と説明した。

韓美薬品の相次ぐグローバル大手との契約締結の背景には、研究開発(R&D)への投資がある。韓美薬品は、昨年の年間売り上げの20%、今年9月までは売上7276億ウォンの19%に当たる1380億ウォンを、R&D費用として投資した。

しかし、依然、完成品輸出ではなく技術輸出であるという限界が残っている。韓美薬品は最近開発した新薬の商用化の可能性が高いと判断したが、グローバル的営業や販売網がなく、結局、臨床段階で輸出に踏み切った。自社営業網を持っている韓国と中国では、韓美薬品がHM12525Aの販売権を保有する。

韓美薬品の李𨛗淳(イ・グァンスン)代表は、「臨床開発からマーケティングに至るまでの様々なノウハウを蓄積してきたヤンセンと新薬開発について協力して、肥満や糖尿患者らに新しい治療機会を提供していきたい」と語った。韓美薬品は、2、3か月後、米連邦取引委員会(FTC)や法務部反独占局が今回の技術導入を承認すれば、契約金を受け取ることができるとみている。