14日午後、日が落ちると、スローガンを叫ぶデモ隊が東京都千代田区の国会議事堂を取り囲んだ。参加者は「安倍政権NO!」「戦争法案反対」などのプラカードを持って、「安倍はやめろ」と叫んだ。
デモの参加者は10万人に達したと、主催した「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が明らかにした。政権発足後最大規模だった先月30日の12万人デモと同様の水準だ。
デモ参加者は、動くのが困難なほど歩道と車道を埋め尽くした。警察は前回のようにバスで車壁を作り、国会議事堂への進入を阻止した。国会を包囲したデモ隊は、準備していたペンライトを振り、戦争法案廃案と安倍晋三首相の辞任を求めた。場所がなかったデモ参加者は、官公庁が密集する霞が関や日比谷公園に移動し、夜遅くまでスローガンを叫んだ。
デモ隊は、安保法案の可決が予定された今週、国会前で座り込みと大規模集会を行うことを予告し、最後の抗戦態勢を整えた。
しかし、政権与党の自民党の態度は強硬だ。14日、参議院での審議を終え、15日に公聴会を開催し、遅くても18日には本会議で法案を通過させる計画だ。27日に定期国会会期が終わるうえ、19〜23日が連休なので、与党内でも「決めなければならない」というムードだ。これには、さらに引っ張っても反対世論だけが拡散するという計算もある。
民主党など野党は、参議院で法案処理の阻止に意気込みを見せているが、連立与党が参議院242席のうち過半数の135席を占めており、フィリバスター(合法的議事進行妨害)など時間がかかること以外に適当な方法がない。14日の朝日新聞の調査では、安倍内閣の支持率は36%と政権発足後、最も低かった。






