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姜正浩が8号弾、ナ・リーグ新人王も視野に

姜正浩が8号弾、ナ・リーグ新人王も視野に

Posted August. 03, 2015 07:17,   

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今シーズンにメジャーデビューしたピッツバーグ・パイレーツの姜正浩(カン・ジョンホ)が最も憂慮したのは夏場の移動だった。幸い、今のところは杞憂に終わっている。姜正浩は現地時間で7月の最終日に初の3打席連続の二塁打を放っては、8月を本塁打で迎えた。打率は.299まで上がった。

敵地で行われるシンシナティとの2試合で姜正浩は8打数4安打2打点3得点を記録した。4安打とも長打だった。7月の最終日に地区首位のセントルイスに次いで2番目に60勝目を挙げたピッツバーグは1日、姜正浩の本塁打にも4−3で惜しくも試合を落とした。

姜正浩は最近の猛打で、ナショナルリーグ新人王候補に名を連ねた。長期レースの大リーグで成功のカギとなるのはコンスタントな活躍だ。一時的に輝く選手は数え切れないほどいる。また前半期よりも後半期の活躍が遥かに重要だ。シーズン終盤の9月に輝く選手を「マネープレイヤー」と呼ぶのも、ポストシーズンが絡んでくるからだ。

姜正浩の月間成績を見ると、7月が一番良い。7月の輝かしい活躍で姜正浩は月間最優秀新人の最有力候補に浮上した。新人王を争う姜正浩の最大のライバルはシカゴ・カブスの三塁手クリス・ブライアントとロサンゼルス・ドジャースの中堅手ジョク・ピーダーソンだ。ブライアントは打率.244に14本塁打、60打点をマークしている。最近、スランプで欠場しているピーダーソンは打率.225に21本塁打、43打点。ブライアントとピーダーソンが優位に立っているのは、報道陣とファンが好む本塁打だ。姜正浩は打率.299に8本塁打、35打点を記録している。

しかし姜正浩は、7月の打率が.379に出塁率.443でナショナルリーグ新人の中では最も優れた成績を出せている。得点、安打、打点が際立つ。オールスターブレイクが含まれている7月に18得点、33安打、9打点、3本塁打でチームの勝利に貢献した。姜正浩は4月には打率.269で平凡な成績を出した。オープン戦では投手の球威に慣れず、連続で三振に倒れる屈辱を舐める厳しい場面もあった。だが出場回数が増えた5月に入ってからは、KBOリーグで見せていた自分のスイングを取り戻した。セントルイスの抑え投手トレバー・ローゼンタルからメジャー初本塁打を放ったのも5月のことだった。

6月に不調だった姜正浩は正三塁手のジョシュ・ハリソンが7月7日に指のケガで故障者リスト入りし、レギュラーで出場する機会をつかんだ。7月21日には遊撃手ジョーディー・マーサーまで膝の故障で長期欠場となり、試合出場に気を使わなくても済むようになった。先発名簿を見て何番なのかを確認さえすれば済んだ。姜正浩がメジャー定着に成功すると、注目を集めたのはニール・ハンティントンGMだ。この頃、彼の顔には笑みが止まらない。



moonsy1028@gmail.com