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ヨウロックフェスティバルの監督に選ばれた羅玧宣氏「国楽とジャズとの即興的出会い」に意欲

ヨウロックフェスティバルの監督に選ばれた羅玧宣氏「国楽とジャズとの即興的出会い」に意欲

Posted April. 24, 2015 07:18,   

ジャズボーカルの羅玧宣(ナ・ユンソン=46、写真)氏が、国立劇場(劇場長=安浩相)ヨウロックフェスティバルの2代目の芸術監督に選ばれた。

2010年から毎年夏に開かれるヨウロックフェスティバルは、「ここに我が音楽がある」を旗印に、伝統音楽と現代音楽との新たな接点を求めて、好評を得ている。初代芸術監督は、在日音楽家の梁邦彦(ヤン・バンオン=2012〜2014年)氏。今年で6回目を迎えることになり、7月1日から26日まで、国立劇場で開かれる(入場料は3万ウォン、お問い合わせは02−2280−4114〜6まで)

23日に会った羅玧宣監督は、「興や即興演奏という面で、接点の多い国楽とジャズとの出会いを積極的に取り持っていきたい」と話した。国楽人のチョン・ジェグクやウォン・ジャンヒョン、イ・テベク、チョン・ヨンラン、ホ・ユンジョン、チョン・ウンへから、エリック・フリードランダー(米国)、ステファン・エドアール、ジョセリン・ミエニル(以上、フランス)、イーロ・ランタラ(フィンランド)、サオシ・タケイシ(日本)などの海外音楽家、ナム・グンヨンープレリュードなどの国内の大衆音楽家たちが一緒の舞台に立つ。羅監督も3回舞台に立つ。高銀(コ・ウン)詩人やフュージョン国楽チームの不世出と一緒に、詩を朗読する舞台もある。

羅監督は韓国からスタートし、欧州最高のジャズボーカルになった立志伝的人物。最近、年間100回を超える海外公演をこなしている。いかなるジャンルの音楽家に会っても、即興的な交感ができるという評価を受けている。

「北欧のジャズやポップ音楽家に会うと、自国の民俗音楽から最も多く影響を受けているといわれます。私も、わが韓国の音楽についての責任感を感じており、今年1年間は休憩を取りながら、伝統時調(韓国固有の伝統詩)などを歌で歌う正歌を学びたいと思っていたが、安劇場長にすっかり足を引っ張られましたね。ハハ。」

羅監督は、普段からの知り合いだった琴の奏者・ホ・ユンジョン氏を、今回のフェスティバルのレジダンスアーティストに決めた。

羅監督はこれまで、自分のアルバムに、「アリラン」や「珍島(チンド)アリラン」、「江原道(カンウォンド)アリラン」を収録して世界に発信する仕事も手がけてきた。海外舞台でアリランを歌いながら、地元の観客の涙も目にした。

「自分がボーカルなため、今回のヨウロックのほぼ全ての公演に、歌い手を参加させることにしました。昨年までの舞台より出演人数は少ないが、小規模で深みのある実験を行う公演をより多く手がけるつもりです。民俗音楽の最大の力は、国境や人種の壁を越える生命力です。今回の舞台が韓国と世界音楽との交流に新たな活力になればと思います」。



imi@donga.com