
国立現代舞踊団の「すでに、まだ(Already Notyet)」が、フランス・国立シャイヨー劇場の招待でフランスの舞台に立つことになった。国立シャイヨー劇場に韓国振付師の作品が招待されるのは、崔承喜(チェ・スンヒ、1911〜1969)の公演以来初めてだ。国立シャイヨー劇場はフランスに止まらず、欧州でも権威ある代表的な舞踊劇場だ。
国立現代舞踊団は「2015〜2016韓仏相互交流の年を迎え、来年国立シャイヨー劇場でアン・エスン芸術監督の『すでに、まだ』公演が確定した」と明らかにした。同作品は来年6月7日から5日間にわたり、1200席の劇場で公演される。
昨年韓国で初演された「すでに、まだ」は肉体は死んだが、魂はまだ離れていない死の直後の様子を描いた作品だ。全体90分の公演の中で、キム・ドンヒョン、チョ・ヒョンジュンなど7人の男性舞踊家が、死を前に自分の人生を振り返りながら踊る20分間の激しい踊りが、この作品のハイライトと言える。生死の境界に立たされた感情を、各舞踊家は自由に表現する。
アン監督は「韓国の伝統的な葬儀文化に登場するコクトゥ(棺を載せるかごに飾る木製の人形)をモチーフにした『すでに、まだ』を通じて、フランスで韓国現代舞踊の芸術的成果をアピールする考えだ」とした上で、「国立シャイヨー劇場側は、この作品を通じて東洋人の持つ死と人生の哲学を覗き見ることができる点と、韓国の色が強く出る同時代的作品という点を高く評価したようだ」と述べた。
国立現代舞踊団は、国立シャイヨー劇場の招待公演に先立ち、今月24〜26日、韓国でも「すでに、まだ」を公演する予定だ。初演の時より舞台美術と映像を補完し、作品の完成度を高めた。ソウル瑞草区(ソチョグ)南部循環路の「芸術の殿堂・CJトウォル劇場」。入場料金は3万〜4万ウォン、02−3472−1420。
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