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国防部、サード配備問題をめぐる周辺国の動きを警戒

国防部、サード配備問題をめぐる周辺国の動きを警戒

Posted March. 18, 2015 07:20,   

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金鏜奭(キム・ミンソク)国防部報道官は17日、「周辺国が在韓米軍の高高度ミサイル防衛(THAAD=サード)体形の配備問題について、一定の立場を持つことはあり得るが、われわれの国防安保政策に影響力を行使しようとしてはならない」と明らかにした。

金報道官は同日の記者ブリーフィングで、「米政府がサード配備を決めて協議を要請してくれば、軍事的な効用性と国益の観点から、われわれの主導で判断し、決定する計画だ」とし、このように述べた。前日、中国外務省の劉建超・部長助理(次官補級)が韓国メディアにむき出しでサード配備に反対を表明したことに対する韓国政府としての公式抗議と見られる。金報道官は、また「全ては、国民の生命を守り、安全を図るレベルで決めるだろう」と強調した。

米国もサードは韓米軍事同盟の案件であるだけに、中国に対する不快感を隠さなかった。ダニエル・ラッセル米国務省次官補(東アジア太平洋担当)は17日、記者団に対して「まだ配備が実現していない、概念の段階にある安全保障システムについて、第三国が(なぜ)強い立場を示しているのか不思議だ(curious)」と話した。



ysh1005@donga.com