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法王「高齢者へのいたわり無しに、若者たちの未来は無い」

法王「高齢者へのいたわり無しに、若者たちの未来は無い」

Posted March. 06, 2015 07:31,   

フランシスコ法王(写真)は4日、「高齢者たちをいたわらないところに、若者たちの未来はない」と述べ、高齢者を無視する世相を強く批判した。

法王は同日週例のミサで、「最近、人々は長生きすることを望みながら、高齢者をあたかも荷物でもあるかのように無視する傾向がある」と述べ、人間の二重性を指摘した。さらに法王は、「高齢者に接する態度は、その社会の文明化の度合いを示す尺度だ」とながら、「高齢者をいたわらない社会は堕落する」と述べた。法王は、「高齢者をきちんと世話しなければ、後で同じように接せられる」という警告もした。

法王は人生の知恵を体で覚えた高齢者の潜在力を尊重すべきだと訴えた。法王は、「人生の経験や知恵、強靭さなどを理解する老年は、最も優雅な時期だ」とし、「このような遺産を引き継がせるべきであり、その意味で孫を得ることは祝福であると同時に、偉大な任務を授かることにもなる」と述べた。さらに、「高齢者たちを舞台裏に隠すのは、彼らを安楽死させるのと同然だ」とし、「カトリックは高齢者らが共同体から疎外されることがないよう手助けしなければならない」とアドバイスした。

同日のミサには、フランシスコ法王の前任者の87歳のベネディクト16世名誉法王も出席した。英日刊紙デイリーメールは、孫たちの手を取ってミサに出席した高齢者らが、法王の言葉に熱い拍手も送ったと伝えた。



snow@donga.com