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アナウンサー侮辱発言で刑事処罰回避の康容碩氏、弁護士協会の懲戒は免れず

アナウンサー侮辱発言で刑事処罰回避の康容碩氏、弁護士協会の懲戒は免れず

Posted February. 24, 2015 07:18,   

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政治家から芸能人に転身した康容碩(カン・ヨンソク)弁護士(46)が、国会議員時代に口にした女性アナウンサー卑下の発言について、名誉毀損の処罰は免れたが、「弁護士の品位損傷」による責任は免れなかった。当時、記事を書いた記者を名誉毀損容疑で告訴したのが足を引っ張ったのだ。

大韓弁護士協会は23日、「康弁護士は刑事裁判で有罪判決が確定され、弁護士としての品位を傷つけたため、罰金1000万ウォンの懲戒処分を確定した」と明らかにした。

康弁護士は、旧ハンナラ党所属の国会議員だった2010年7月、地域区のソウル麻浦区上水洞(マポグ・サンスドン)で行われた国会議長杯全国大学生討論大会に参加したある大学サークルの学生たちと、大会後の飲み会に参加した。氏はこの席で、アナウンサーを夢見る女子大生に、「アナウンサーとして成功するためには、全てを捧げる覚悟でなければならないが、それでもアナウンサーになりたいのか」と発言し、韓国アナウンサー協会の会員150人余りから名誉毀損容疑で告発された。当時、彼はこの発言を否定し、関連記事を書いた記者を告訴したが、かえって無辜容疑(無実であることを理由に)で反訴された。

康弁護士は1審と2審で侮辱と無辜容疑(無実の罪を着せた容疑)で共に有罪判決を受け、執行猶予の判決を受けたが、昨年、最高裁は、「発言は不適切なものだったが、被害者が特定されておらず、侮辱罪で処罰するほどのことではない」と原審を破棄して、事件をソウル西部地裁に差し戻した。破棄差し戻し審では無辜罪(日本での虚偽告訴罪に相当)のみを有罪と判断し、罰金1500万ウォンが確定した。