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イスラム国、日本人人質を殺害…日本列島に衝撃

イスラム国、日本人人質を殺害…日本列島に衝撃

Posted February. 02, 2015 07:17,   

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イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」に人質として拘束されていた日本人の後藤健二さん(47)が殺害された。イスラム国は1日、後藤さんを殺害したとする動画をインターネットに流した。もう一人の日本人人質、湯川遥菜さん(42)の殺害から8日が経過した。

左上にイスラム国のマークが表示された1分間の動画は、「日本政府へのメッセージ」という英語とアラビア語の文章で始まった。そして、オレンジ色の囚人服を着てひざまずいた後藤さんの隣に覆面をした男が刃物を持って立っていた。男は安倍晋三首相に対して、「勝ち目のない戦争に参加するという日本の決定のせいで、このナイフは後藤健二を殺害するだけでなく、さらなる日本人の殺りくを引き起こすことになる」とし、「日本にとっての悪夢が始まる」と警告した。動画の最後には、後藤さんの切断された頭が、手をそろえて横たわっている胸の上に載せられた静止画面が流れた。

悲劇となった人質劇に日本だけでなく世界が怒りに震えている。安倍首相は、「テロリストたちを決して許さない。その罪を償わさせるため国際社会と連携していく。日本がテロに屈することは決してない」と明らかにした。米国のオバマ大統領も声明を出し、「幅広い有志連合とともに、米国はイスラム国を弱体化させ最終的に壊滅させるため断固とした行動をとり続ける」と強調した。