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与党の若手と刷新派「派閥エゴは党崩壊の兆し」と批判

与党の若手と刷新派「派閥エゴは党崩壊の兆し」と批判

Posted January. 06, 2015 07:16,   

与党セヌリ党の若手議員らは、親朴系(朴槿恵大統領系)が金武星(キム・ムソン)代表に反発したことが引き金となった派閥間対立について、「党崩壊の兆しだ」と強く批判した。

新人や再選議員の会「朝の音」は5日全体会議を開き、「派閥間のエゴは、党崩壊の兆しだという点で認識を共にした」と、河泰慶(ハ・テギョン)議員が伝えた。彼らは、「党協議委員長選出のためのルールを、途中に変更させた背景にも、席を巡る派閥間の戦いがあったことに、懸念を表明する」と明らかにした。再選の金榮宇(キム・ヨンウ)議員は、「派閥というのは、国政運営をうまくこなすための健全なけん制やバランスが取れた時に意味合いがあるものだ」とし、「我々が自ずから(無派閥の)大統領をある特定派閥の大統領に仕立てる過ちを犯してはならない」と主張した。

4選の鄭柄国(チョン・ビョングク)議員は同日、ラジオで、「親朴系といわれている人たちの関係を覗いてみれば、関係が薄い」とし、「公認問題など自分の利益のために、共同戦線を張るのではないか」と指摘した。新朴系が、朴世逸(バク・セイル)韓半島先進化財団名誉理事長の汝矣島(ヨイド)研究院長への任命に反対していることについても、「好き嫌いについて個々人が口にすることはできるが、集団的に反対するのは別の狙いがあるからだ」と主張した。