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龍山の米軍基地で、民間用無人機の飛行禁止措置

龍山の米軍基地で、民間用無人機の飛行禁止措置

Posted January. 02, 2015 10:01,   

在韓米軍が、ソウル龍山(ヨンサン)米軍基地の全地域で、民間用無人機(UAV)や無線操縦(RC)の模型飛行機の飛行を全面禁止する内容のセキュリティ強化規定を作ったことが、1日わかった。

在韓米軍は昨年12月末、龍山基地の全域でカメラをはじめ様々な情報収集装置が搭載された無人機や無線操縦の模型飛行機の飛行を一切禁じるという指示を、隷下の部隊に下した。軍関係者は、「米軍当局が認めた軍用無人機を除くコンピューターや遠隔操縦で作動する民間用無人機、玩具用模型飛行機などが、全て飛行禁止対象に含まれる」と話した。

これを受け、クリスマスのプレゼントなどとしてもらった無線操縦の模型飛行機を持っている場合も、米軍当局に事前登録し、許可を受けたあと、極めて限られた区域だけで動かすことができると、この関係者は伝えた。

また、許可された区域で無線操縦の模型飛行機などを飛ばす時も、13歳以上に限って認め、最大高度が100フィート(約30メートル)を超えないようにする細部内容も、規定に含まれている。これを違反して、無人機や模型飛行機などを基地の上空で飛ばし、摘発されれば、軍や民間司法の手続きに基づいて厳しく処理すると、在韓米軍側は明らかにした。

米軍当局は、民間同好会や個人がレジャー用として持っている無人機や無線操縦の模型飛行機が最近、軍事目的の偵察や情報収集が可能なほど、性能が発達したことを受け、部隊のセキュリティのため、関連規定をまとめたという。韓国軍の関係者は、「不純な勢力が、無人機などをテロ目的で悪用すれば、部隊や将兵の安全に大きな問題を招きかねないことを考慮した模様だ」と話した。