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プロスポーツに再び八百長の亡霊、バレーボール選手に誘いの魔の手

プロスポーツに再び八百長の亡霊、バレーボール選手に誘いの魔の手

Posted December. 27, 2014 03:58,   

八百長の亡霊が復活を夢見ている。始まりはバレーボールからだ。

韓国バレーボール連盟(KOVO)は今年5月から八百長特別警戒報を発動し、隠密の観察活動を強化した。2年前の八百長事件で投獄された犯罪者たちが釈放された時期だった。予想通り、同じ犯罪者たちが水面下で活動を再開した状況が浮かび上がった。A選手が、球団に「八百長が疑われる勢力」から「会いたい」という連絡があったことを知らせたのだ。球団はKOVOに、この内容を伝え、KOVOは各球団に「選手たちに、この内容を知らせ、事前に良く備えるように」と緊急の公式文書を送った。11月27日のことだった。

だが、この黒い勢力は12月中旬には直接試合会場を訪ねるなど大胆な動きを見せた。その間、脅迫の度合いもエスカレートした。A選手の携帯電話には「(八百長に関与して)カネを受け取った証拠がある。自首しなければ通報する」という簡単メールが送られた。

KOVOの関係者は、「A選手が事件当時(八百長関与の選手が多かった)尚武(サンム)所属だったので疑われたのは事実だ。だが検察の調べで嫌疑がないことが判明した」とし、「八百長のブローカーたちが、以前はカネで選手を懐柔しようとしたが、今は脅して八百長に引き込む方向に手口を変えているようだ」と話した。また「A選手脅迫事件について警察に捜査を依頼しようとしたが、決定的な証拠が不足していたので、専門家のアドバイスを受けて、追加資料の確保に努めていた」と明らかにした。

八百長のブローカーたちを選手から完全に隔離するのが難しい理由は、ブローカーたちの身元把握が容易でないからだ。KOVOの関係者は、「検察に八百長で処罰された関係者たちの身元情報の公開を要求したが、法的に不可能だという答弁を聞いた」と話した。

プロ野球も物証はないが、心証はある状況だ。ある関係者は、「もともと先発で活躍していたA投手が、シーズン半ばから中継ぎで登板したので、理由を聞いて見ると、八百長に関わっていると疑われているからだと伝え聞いた」と言い、「試合の最初の打者、最初回の勝負結果に賭ける違法賭博をすることが多いため、後ろに回したという」と伝えた。

プロバスケットやプロサッカーも八百長の火種が完全に消えたとは言い難い。八百長の温床となっている不法スポーツ賭博サイトが依然として猛威を振るっているからだ。国民体育振興公団・クリーンスポーツセンターの関係者は、「八百長事件は殆どが違法賭博サイトとつながっている。先月まで利用者のアクセスを遮断した賭博サイト数だけでも約6万1000に上り、このうち26件で115人は実際処罰を受けた」と話した。