「20世紀最悪の殺人鬼」、「35人を殺した教祖」などと呼ばれるチャールズ・マンソン受刑者(80)が、監獄で26才の女性と結婚式を挙げる。希代の凶悪犯を愛した女性は、マンソン受刑者の無罪を主張し、7年間釈放運動をしてきたアフトン・イレーヌ・バートンさん。
AP通信は18日、米カリフォルニア当局が2人の結婚許可証を発行したと報じた。米国で結婚する時は結婚許可証を先に受け取り、決まった期日中に結婚式を挙げ、婚姻届を出さなければならない。2人は許可証を受け取った後、90日の間にこの手順を踏むことになる。
マンソン受刑者は、著名な女優シャロン・テートさんら7人を殺害したほか、28人を殺害するよう指示した容疑で、45年間カリフォルニアの刑務所で服役している。
マンソン受刑者は、売春婦の母親のもとで不遇な幼少期を過ごし、犯罪者に転落した。1967年に出所したマンソン受刑者は、ヒッピー文化と歌手ビートルズに熱狂し、聖書のヨハネ黙示録とビートルズを関連させ、疑似生活共同体「マンソン・ファミリー」を作り、教祖として活動した。マンソン受刑者は1969年、著名な映画監督ロマン・ポランスキーの夫人で女優のシャロン・テートさんを無惨にも殺害した。シャロン・テートさんは当時妊娠8ヵ月だった。
逮捕されたマンソン受刑者は、1971年に死刑宣告を受けたが、翌年、死刑制度が廃止されたため終身刑に減軽された。マンソン受刑者が作った「マンソン・ファミリー」は、大半が若い女性ヒッピー族で、ほとんどが逮捕されたが、今でも多くの追従者がいる。






