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「現行憲法は占領軍の影響」 安倍首相が改憲の必要性強調

「現行憲法は占領軍の影響」 安倍首相が改憲の必要性強調

Posted October. 20, 2014 10:23,   

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日本の安倍晋三首相は、18日放送の「ラジオ日本」番組で、「現行憲法は占領軍の影響下で原案が作成された。新しい時代にふさわしい憲法に変えていくべきだ」と述べ、平和憲法の改正に意欲を示した。

安倍首相は、「21世紀にふさわしいものにする必要がある。環境保全や犯罪被害者への配慮など新しい人権に関する規定を加えるべきだという意見もある」と述べた。

安倍首相が語る憲法改正は、戦争と軍隊保有を禁止した平和憲法9条の改正を核心としていることが一般的な見方だ。共同通信は、「(安倍首相が)7月に閣議決定した集団的自衛権の行使容認に伴う憲法解釈の変更後も、憲法の改正を目指す姿勢を強調した」と伝えた。安倍首相が現行憲法を「占領軍の憲法」と蔑視するのには、いわゆる「戦後レジーム」からの脱却を目指す修正主義的歴史観が投影されている。安倍首相は昨年3月、太平洋戦争の責任者を断罪した極東国際軍事裁判に対して「連合国側が勝者の判断によって、その断罪がなされた」と述べた。