ドジャースの柳賢振(リュ・ヒョンジン=27・写真)の今後の登板日程が不透明になった。
柳賢振は13日(韓国時間)、敵地のAT&Tパークで行われたサンフランシスコ戦の途中、左肩に痛みを訴えて降板となった。メジャーデビュー以来、1回だけを投げて交代されたのは初めて。1回だけで4失点し敗戦投手(14勝7敗、平均自責点3.38)となった。柳賢振は試合後に、「4月と同じような痛みを覚えたので大して気にはしていない」と前向きだった。だが、マッティングリー監督は14日、「18日に予定されているコロラド戦を消化できるか疑問だ」と言い、先発ローテーションにが予定通りには運ばない行かない可能性があることを伺わせた。次回の登板は16日の磁気共鳴画像診断(MRI)検査などを行った上で決めることになりそうだ。
ドジャースは前日、「shoulder Irritation」という表現を使って柳賢振を交代した背景を説明した。4月29日に故障者リスト入りした際の理由は「肩の炎症(Inflammation)」だった。LGトレーナコーチのキム・ヨンイル氏は、「Irritationは機械的な反復で表れる症状で、炎症とは違う」と言った。これまで、過度に肩を使ったことから来る痛みだという。
肩の負傷は、直球のスピードで推し量ることができる。サンフランシスコ戦で柳賢振の直球の平均球速は143km(約89マイル)に過ぎなかった。普段中5日で登板したときはもっと速い球を投げていた。柳賢振は、よほどでは集中打を浴びることがない。1イニング中に球速が落ちて集中打を浴びたのなら、間違いなく問題がある。柳賢振は今年3度目の負傷を負った。1シーズンを負傷なしに終えることがどれだけ重要かを改めて思い知らせている。






