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マッコリに抗がん物質のスクワレン含有、ワインの200倍

マッコリに抗がん物質のスクワレン含有、ワインの200倍

Posted September. 04, 2014 09:22,   

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マッコリにがんの誘発と増殖を防ぐ抗がん・抗腫瘍物質のスクワレンが入っていることが初めて明らかになった。スクワレンは、主に深海ザメの肝油にみられ、健康技能性食品(サプリメント)として人気が高い。

韓国食品研究院・食品分析センターのハ・ジェホ博士が率いる研究チームは3日、「最近の研究を通じて、国内で販売されているマッコリにスクワレンが入っていることが分かった。含有量もビールやワインの50〜200倍だった」と発表した。

研究チームによると、国内で一般販売されているマッコリにはスクワレンが1キロ当たり1260〜4560μグラム(1μグラムは100万分の1グラム)が入っているという。ビール(30〜60μグラム)やワイン(10〜60μグラム)より50〜100倍多い。

研究チームは、マッコリの製造工程で使われる酵母がスクワレンを作り出すものと見られるとの見解を示した。研究チームは2011年に、抗がん物質のファルネソール成分がマッコリに含まれていることを究明している。ハ博士は、「スクワレンやファルネソールは、主にマッコリ容器の底に沈んでいる部分に多く入っている。マッコリ容器を十分振ってから飲むことを薦める」と話した。