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FTAに拍車をかけ、韓流コンテンツの人気に期待

FTAに拍車をかけ、韓流コンテンツの人気に期待

Posted July. 07, 2014 03:17,   

最近、中国の習近平国家主席の訪韓をきっかけに、韓中自由貿易協定(FTA)に拍車がかかると見られ、中国向け輸出関連株への関心が集まっている。しかし、習主席の訪韓期間中の本当の意味での恩恵株は、別にあった。化粧品など、中国に向け直接製品を輸出する消費財と韓流コンテンツを生産しているエンターテインメント関連株だった。

6日、韓国取引所によると、4日、有価証券市場でアモーレパシフィックは、前日より4.43%(1株=6万7000ウォン)高の1株=158万ウォンで取引を終えた。習主席の訪韓が発表された先月27日の終値に比べれば、5.26%値上がりしたのだ。

化粧品の相手先ブランド名製造(OEM)メーカーのコスマックスと韓国コルマも、先月27日以降4日まで、株価がそれぞれ10.99%と7.35%上昇した。同期間、総合株価指数(コスピ)が1.6%上昇したのに比べて、上昇振りが目立った。中国に電気釜を輸出しているリホームクーチェンの場合、習主席が韓国に到着した3日、株価が6.84%値上がりするなどした。

情報技術(IT)、自動車、石油化学など、中国向け輸出の割合が高いが、すでに関税免除対象の業種よりは、これまで、高い関税の適用を受けてきた消費財が、実質的なFTA効果を享受するだろうという予測が、消費財企業の株価に前向きな影響を及ぼしたものと見られる。

エンターテインメント株も、習主席の訪韓期間中、上昇振りを見せた。4日店頭市場(コスダック)で、キイストは前日より3.98%(1株=145ウォン)高の1株=3790ウォンで取引を終えた。先月27日の終値に比べれば、10.49%も上昇した。キイストは、中国で人気の高い俳優のキム・スヒョンの所属事務所だ。4日、CJエンターテインメントの株価も、2.47%高の1株=4万6800ウォンを記録し、「冬のソナタ」や「燦爛たる遺産」、「太陽を抱く月」などを制作したパンエンターテインメントも、4.99%値上がりした。

3日、「韓中映画共同制作に関する協定」を交わしたのが好材料となった。習主席の夫人の彭麗媛夫人の関心も一役買った。彭夫人は、昌徳宮(チャンドクグン)では、「ドラマ『チャングムの誓い』の中に入っているような気がする」と語り、ハングルの「星」と「花」の形の栓抜きのプレゼントを受けると、ドラマ「星から来たあなた」に触れ、親しさを示した。

ハンファ投資証券のチョン・ハヌル研究員は、「韓中共同制作映画は、中国現地で自国映画とみなされ、輸出制限制度の対象にならず、中国向け輸出が活性化するだろう」とし、「中国人の所得増加とあいまって、化粧品やファッション、食品、観光産業などの業績改善が、長期的につながるだろうと期待される」と話した。