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「硬骨の法曹人」安大熙氏、新首相に指名

Posted May. 23, 2014 08:51,   

朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は22日、新首相に安大熙(アン・テヒ)元最高裁判事を指名した。違法大統領選挙資金の聖域のない捜査で「国民検事」と呼ばれた安氏の改革性と推進力で、セウォル号政局を突破しようという考えがうかがえる。しかし、野党の新政治民主連合は、「和合型首相なのか疑問であり、金淇春(キム・ギチュン)大統領書記室長が代わらない内閣改編は意味がない」と批判しており、首相承認をめぐって攻防が予想される。

閔庚旭(ミン・ギョンウク)大統領府報道官は同日、「今後、公職社会と政府組織を改革し、非正常の正常化を強く推進し、国家改造を成功的に遂行する人物だと考えた」と指名した背景を説明した。

安氏は、ソウル中央地検特捜第1、2、3部長を務めた特捜通の元検事であり、最高検察庁中央捜査部長だった2003〜2004年、ハンナラ党(現セヌリ党)の「違法大統領選挙資金」捜査の陣頭指揮を取った。この事件は、朴大統領がハンナラ党の前面に出てくる契機となった。また、ナラ総合金融事件では、「生きた権力」だった安熙正(アン・ヒジョン)現忠清南道(チョンチョンナムド)知事など盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の側近を拘束した。

安氏は同日の記者会見で、「正常でない慣行と不正腐敗の除去を通じて公職社会を革新し、国家と社会の基本を正す」とし、「国家が正しい道、正常な道を進むよう所信を持って大統領に加減なく進言する」と述べた。

慶尚南道咸安(キョンサンナムド・ハムアン)出身の安氏は、ソウル大学法学部在学中に20才で司法試験(第17回)に合格し、25才で最年少検事に任用された記録を持つ。盧元大統領と同期だ。安氏は2012年の大統領選挙で朴大統領の陣営に合流し、セヌリ党の政治刷新特別委員長を務めた。特に、ナラ総合金融事件で実刑を受けた韓光玉(ハン・グァンオク)国民大統合委員長の陣営合流に反対して辞任の「背水の陣」を敷くなど、朴大統領との軋轢もあった。

朴大統領がセウォル号惨事を経験して、検事出身の鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相の後任に官僚や法曹人出身を排除するという見方が多かった。安氏は法曹人だが、政治的に朴大統領に対抗する非主流に分類されていた。安氏を抜擢することで、朴大統領がセウォル号後の国政運営のリーダーシップに変化をもたらそうとしたとみえる。「書き取り」内閣という否定的なイメージを刷新することが狙いだ。

新首相は、災害安全コントロールタワーの国家安全処や公共機関の人事・組織を掌握する行政革新処をすべて掌握し、歴代最強の首相になるという見方が出ている。閔報道官は、「今後、内閣改編は新首相の推薦によって進められるだろう」と明らかにした。