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耳がちぎれるほどの砲声、「実際状況」の案内放送で緊急避難

耳がちぎれるほどの砲声、「実際状況」の案内放送で緊急避難

Posted April. 01, 2014 07:31,   

「昼の12時半ころ、食事をしているときのことで、北朝鮮軍の砲撃の音がはっきりと聞こえた後、すぐ韓国軍の対応射撃が始まりましたね。K−9自走砲やバルカン砲のごう音で、食堂の窓ガラスが揺れるほどでした。続いて『実際状況だから待避所に避難しなさい』という案内放送が流れたので、待避所へ駆け込みました」(白翎島住民自治委員長のキム・ジョンソク氏)

31日、北朝鮮の西海(ソヘ)海上での射撃訓練で白翎(ペクリョン)島、延坪(ヨンピョン)島、大青(テチョン)島など西海5島の住民たちは強風に震えた。金氏は、この日、避難命令が出されると、近くの軍部隊に設置された待避所へ駆けつけた。待避所には子供や婦女子、高齢者ら80人あまりの住民が避難していた。

海兵隊の白翎・延坪部隊は、北朝鮮の海上射撃訓練が始まると、午後0時40分頃、案内放送を行い、白翎島、延坪島、大青島の住民など9480人に対して避難命令が出された。西海5島の漁場で操業中だった漁船65隻に対しても午後1時まで漁港に復帰するか、北緯37度以南へ避難するようにした。

仁川(インチョン)−白翎島間を運航しているハーモニーフラワー号に乗った乗客367人は、午後0時半頃、大青島に到着し、午後1時20分頃には大青2号待避所へ向かった。仁川沿岸旅客ターミナルで午後1時頃出港する予定だった延坪島行き旅客船、フライングカーフェリー号(500トン級)の運航は出港3分前にキャンセルとなった。

幸いに、北朝鮮の砲撃は事前予告があったため、影響は比較的少なかった。延坪公立保育施設の園児45人は、万が一の事態に備え、午前10時頃から保護者らと共に近くの待避所に避難していた。

だが、延坪島の漁民たちは、北朝鮮の更なる砲撃が行う可能性に神経を尖らせている。漁民のイ某氏(49)は、「1日からワタリガニ漁が本格的に始まるというのに、北朝鮮の砲撃で影響が出るのではないかと気をもんでいる」と話した。

西海5島住民に対する退避命令は、同日午後4時半に全て解除された。