韓国と米国は、北朝鮮の挑発に対する強力抑止手段として確固とした連合防衛体制を維持することが重要であるという認識で一致した。
米国を訪問している尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は6日(現地時間)、ペンタゴン(国防総省本部)でヘーゲル米国防長官と会談し、北朝鮮や北東アジア情勢、韓米同盟の懸案問題などについて意見を交換したと、米国防総省のカービー報道官が伝えた。
両長官は、最近の北朝鮮情勢が大変深刻である評価し、両国による連合防衛体制を維持し強化していく上で必要な主要軍事力を持続的に獲得・開発していくべきであるという立場を再確認した。
ヘーゲル長官は、「韓米同盟がアジア太平洋地域の平和と安定に『リンチピン(核心軸)』のような重要な役割を果たしている」とし、「韓国の安全保障に対する米国の意志は確固としている」と述べた。
尹長官は7日、ケリー国務長官、ロバート・メネンデス上院外交委員長と会談する。ケリー長官が、安倍晋三日本首相の靖国神社参拝に対して、どういう態度を示すかに注目が集まっている。