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中国、高級料理やスイート泊など公務員への豪華接待禁止令

中国、高級料理やスイート泊など公務員への豪華接待禁止令

Posted December. 10, 2013 10:30,   

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「フカヒレ、燕の巣のような高級料理やスイートルームでの宿泊禁止」

中国共産党の中央弁公庁と国務院が最近、具体的で厳格な新しい公務接待規定を発表し通達したと、国営の新華社通信が9日報道した。飲食から睡眠に至るまでの全ての行為に対するきめ細かな規定を作り、変通の余地をなくした。県級以上の行政単位は、毎年、関連経費支出の明細、接待場所と項目を公開を義務付け、世論の監督を受ける。

27組で構成された規定で禁止項目は38個だ。まず飲食分野。接待対象が10人以内の場合、接待する側は3人を超えられない。接待対象が10人を超えても、接待対象人員の3分の1を超えてはならない。フカヒレのような高級料理はもちろん、野生保護動物を食材にした料理、高級タバコや酒などは一切禁じられた。また、プライベートクラブの禁止など、接待場所も制限される。

ホテルの客室使用も制限した。一般客室を基本とするが、省部(長官)級幹部に限ってスイートルームの提供が可能だ。車両の提供も厳しくなり、車種を合理的に選ばなければならず、随行車両も認められない。もちろん、公安車両でのエスコートや交通管制も受けられない。必要な場合に限って、制限された範囲内で公安が警護に当たる。

また、空港、駅、バスターミナル、港や地域間の境界地域で歓迎または歓送行事を催せない。行事を開催してもプラカードを掲げたり、人を動員してはならず、レッドカーペットを敷くこともできない。この他にも如何なる名義でも金銭や有価証券、記念品、土産物などを提供することも禁止されている。

国務院の発展研究中心社会発展研究部の林家彬研究員は、「規定がとても現実的であるため、『過度で無駄な公務接待』を無くす上で、短時間で効果が現れるだろう」と見通した。