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朴大統領、国会の予算案審査遅れに懸念表明

朴大統領、国会の予算案審査遅れに懸念表明

Posted November. 29, 2013 08:07,   

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朴槿惠(パク・クネ)大統領は28日、国民経済諮問会議で「火種を切らさず、適時の経済活性化と雇用創出のために、法案と来年度予算が一日でも早く国会で成立しなければならないが、心配だ」と話した。

国会で予算案審査に差し支えが生じていることに対する朴大統領の心配が高まっている。朴大統領は、「来年度予算と法案が国会で成立しなければ、企業の各種投資計画が水の泡になってしまう。ちょうど生き返ろうとする経済に打撃になり、国民の苦しみも深まる」と懸念した。

朴大統領は同日の会議で、△雇用と福祉プログラムを国民が容易にサービスが受けられるように共同ブランド化する方案△中央と地方間の葛藤を減らすため、役割と費用負担の原則を決める方案△サービス産業の省庁間協業のための創意的代案作りなどを指示した。

通常、大統領府で開かれている国民経済諮問会議は同日、ソウル東大門区洪陵(トンデムング・ホンルン)の韓国開発研究院(KDI)で行われた。趙源東(チョ・ウォンドン)大統領経済首席秘書官は、「1970年代のシンクタンクとして、発展を主導したKDIが、洪陵時代の幕を下して、世宗市へ移動する前の最後の会議だ」と意味を与えた。朴大統領は、父親の朴正熙(パク・ジョンヒ)元大統領が設立したKDIに大きな愛情を持っている。内閣と国民経済諮問委員にもKDI出身が大勢布陣している。朴大統領は同日芳名録に、「経済開発の産室で、創造経済が立ち上がるのを望みます」と書いて、KDIへの愛情を誇示した。