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国連総会本会議、北朝鮮人権決議案を採択

国連総会本会議、北朝鮮人権決議案を採択

Posted December. 22, 2012 02:46,   

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先月、国連総会第3委員会で無投票で参加国コンセンサス方式で採択された北朝鮮人権決議案が、20日(現地時間)、米ニューヨーク国連本部で開かれた本会議でも同じ方式で採択された。北朝鮮人権決議案が、国連総会第3委員会と本会議で無投票で通過したのは初めて。合意は、投票を経ない意志決定方式で行われ、個別国家が合意に参加しないことも可能なので、「満場一致(unanimity)」とは異なる。

決議案は、北朝鮮の周辺国が脱北者を強制送還しないよう強く求め、金正恩(キム・ジョンウン)体制の下で、北朝鮮人権状況が悪化しており、政治犯収容所で深刻な人権侵害が強行されているという内容が追加された。また、離散家族再会事業の再開を希望する内容も含まれた。拷問と不法恣意的な拘禁、連座制、思想と表現・移動の自由の制限、女性や子どもなど脆弱階層の人権侵害に対する憂慮も盛り込まれた。

決議案が国連総会で最終通過すると、北朝鮮の国連代表部は、「政治的宣伝」だとし、「決議案の通過は北朝鮮と国際社会の対立を深刻化させる」と主張した。

一方、同日、国連総会本会議で、シリア人権決議案が賛成135票、反対12票、棄権36票で採択された。イラン人権決議案も、賛成86票、反対32票、棄権65票で最終可決された。



witness@donga.com