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韓国の成長率、IMFが予測値を2.7%に下方修正

韓国の成長率、IMFが予測値を2.7%に下方修正

Posted October. 10, 2012 06:27,   

国際通貨基金(IMF)が今後の世界経済を不透明と見て、韓国の今年の経済成長率の予測を既存の3.0%から2.7%へと0.3%引き下げた。経済協力開発機関(OECD)と世界銀行(WB)もIMFと共に世界経済の不確実性や深刻さを相次いで警告している。

IMFは9日に発表した「世界経済展望」で、「ユーロ圏(ユーロ貨を使う17ヵ国)の危機が続き、世界経済の不確実性が大きい状況だ」と指摘。その上で、韓国の来年の成長率も、既存の予測(3.9%)より0.3%引き下げた3.6%に下方修正した。

IMFは、「今度の見通しはユーロ圏の経済危機の改善に向けた果敢な自助努力や米国の財政絶壁(政府の財政支出の減少で経済低迷に陥る現象)防止策の合意などを前提にしたもの」とし、「このような条件が満たされなければ、成長率はさらに下落する恐れがある」と警告した。

IMFはまた、今年世界経済全体の成長率予測も、既存の(3.5%)より0.2%低い3.3%へ下方修正した。特に、中国8.0%→7.8%、インド6.1%→4.9%、ブラジル2.5%→1.5%、ロシア3.9%→3.8%と、世界経済をけん引しているブリックス(BRICs)諸国の減速幅が大きいだろうと予測した。ただし、世界経済危機の震源地であるユーロ圏は今年−0.4%の成長をした後、来年は0.2%と辛うじてプラスに転じるだろうとの見通しを示した。

IMFだけでなくOECDや世界銀行も世界経済の状況を厳しく予想する報告書を相次いでまとめた。OECDは8日、34加盟国の「8月の景気先行指数(CLI)」が110.1で前月より0.1ポイント下落したと発表した。CLIは、産業活動、住宅動向、金融・通貨現況、国内総生産(GDP)の流れなどを総合分析し、6ヵ月先の景気を予測する指標。指数が100を下回ると、景気が萎縮する可能性が高いことを意味する。特に、前月に99.5だったユーロ圏は99.4で0.1ポイント下がった。

世界銀行も8日に発表した「東アジア太平洋地域経済見通し報告書」で、同地域の今年の成長率について7.2%と予測した。5月の予測値である7.6%から0.4%引き下げた。世界銀行は同地域の来年の成長率予測も、8.0%から7.6%に下方修正した。



ryu@donga.com