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[社説]大統領候補らは親戚絡みスキャンダルのワナを自ら取り払え

[社説]大統領候補らは親戚絡みスキャンダルのワナを自ら取り払え

Posted August. 31, 2012 06:48,   

セヌリ党の朴槿恵(パク・グンヘ)大統領候補の弟嫁の徐香嬉(ソ・ヒャンヒ)弁護士が三和(サムファ)貯蓄銀行の顧問弁護士として勤めていたことがしばらく議論を呼んだが、今度は2010年からLH(韓国土地住宅公社)の法律顧問をしていることが噂に上っている。徐氏としては一般大衆の関心を引くことに負担を感じ、時には悔しい気持ちもするだろう。三和貯蓄銀行の顧問弁護士としていかがわしいことをしたのか、特恵でLH法律顧問のポストに就いたのかを確かめることが先だろうが、世間はそのポストに就いたこと自体を疑問の目で見ている。しかし、それが民心であって、徐氏に与えられた宿命なのだから仕方ない。徐氏は、立場に変化が起きたことを意識して、何事にも注意を払うほかない。

わが国の大統領史は、家族と親戚の不正でひどくねじれている。民主化以降だけを見ても金泳三(キム・ヨンサム)元大統領は次男の賢哲(ヒョンチョル)氏、金大中(キム・デジュン)元大統領は弘一(ホンイル)、弘業(ホンオプ)、弘傑(ホンゴル)氏の3人の息子全員が、盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領は実兄の健平(コンピョン)氏と権良淑(クォン・ヤンスク)夫人の不正問題で在任中もしくは退任後に厳しい世論の風当たりを受けた。李明博(イ・ミョンバク)大統領は違うのかと期待したが、夫人の従兄弟のキム・オクヒ氏とキム・ジェホン氏に続いて国会副議長と国会議員(当選6回)を経験した実兄李相得(イ・サンドク)氏まで不正に巻き込まれて身柄を拘束される状況を迎えてしまった。大統領親戚の不正は国の威信を落とす国家的恥であるばかりか、大統領に対する国民の信望を下げ、国政にまで甚大な悪影響を与える。

次回からは親戚の不正問題から自由な大統領な誕生することを国民は待ち焦がれている。いま国民の支持率からみると次期大統領に最も近づいているのはセヌリ党の朴候補と安哲秀(アン・チョルス)ソウル大学教授だ。だが朴候補は実弟、志晩餐(ジマン)氏と弟嫁の徐氏の問題で、安教授は妻の金美暻(キム・ミギョン)氏が定年が保障されるソウル大学正教授に夫婦揃って「特別採用」となったことが早くも噂の的になっている。安教授夫婦はソウル大学と同じようにKAISTにも夫婦が一緒に採用された。金教授はソウル大学医学部で医学博士号を取得し、ワシントン州立大学・ロースクールを終えたが、果たして夫の安教授がいなくても独自でKAISTとソウル大学教授になれただろうかは分からない。

金泳三元大統領は、大統領当選直後に親戚たちを呼び集めて「ただの100ウォンたりとももらっていれば拘束させる」と警告した。金大中元大統領は、「大統領親戚の不当行為禁止法」と公約として掲げ、盧武鉉前大統領は大統領親戚監視特別観察班まで作ったが効果はなかった。次期大統領が親戚絡みのスキャンダルの泥沼に溺れるのを避けるためには、今から徹底的に監視して手を打っておく必要がある。候補自ら親戚絡みスキャンダルのワナを取り除かなければならない。