「コーヒーといえばスターバックスを思い浮かぶように、消費者の口からフルーツドリンクといえば『スムージーキング』という返事が返ってくるようにするのが本当の目標です」
スムージーキングブランドを国内に輸入して9年ぶりに米スムージーキング本社を買収して話題になったスムージーズコリアのキム・ソンワン代表(40・写真)は12日、東亜(トンア)日報との単独インタビューで、「スムージーキングの買収は目標ではなく、グローバルブランドになるための一歩」とし、このように話した。
●スタンダード・チャータードを選んだ理由は?
キム代表は、買収契約締結直後の9日、米国にわたってスムージーキング加盟店主らの年次総会のフランチャイズ・コンファレンスに参加するため、ニューオリオンズに滞在している。キム代表は、スムージーキングの買収時にスタンダード・チャータード(SC)私募ファンドから投資を受けた理由について、「グローバルブランドに跳躍する上でプラスになると判断した」と話した。
さらに良い条件か高い価格でスムージーズコリアの持ち分を買いたいとする提案が多かったが、世界10位圏の大型銀国のSCと手を組めば、海外進出にプラスになると期待したという説明だ。
キム代表は、「実際、年内に初店舗をオープンする予定のシンガポールでもSCが自分たちが取引する大型ショッピングモールとの相談を仲介してくれて助かった」と話した。国民年金が株主として参加することになったのも、長期間一緒に取り組める投資者を望んだためだ。
キム代表は、「シンガポール売場は周辺国をねらった『フラッグシップ・ストア』の性格だ」と説明した。また、「5年内にシンガポールに30〜40店の直営店をオープンして成功する姿を見せると、東南アジア地域でフランチャイズ事業をすることを望むパートナーが現れると思っている」と話した。食品安全事故が多い中国でもしばらくは直営店体制で売場を増やしていく計画だ。
●ITバブル崩壊を見て外食業を選ぶ
スムージーキングの創業者のスティーブ・クノ氏(65)がスムージーズコリアに会社を売却した理由について、キム代表は「お金の問題のためではない」と言い切った。スムージーキングの本社は、負債が一銭もなく、毎年数十億ウォンずつ配当もする堅実な会社ということ。クノさんは、「売買差益だけを狙う私募ファンドには絶対会社を売らない」と口癖のように話すほど、スムージーキングへの愛情が格別で、今度の売却も公開入札の代わりに韓国市場で経営能力を見せてくれたスムージーズコリアとの直接契約を選んだという。
上場会社の京仁(キョンイン)電子の金孝造(キム・ヒョジョ)会長の長男がどうして家業の製造業の代わりに外食業を選んだのだろうか。キム代表は、「00年代初め、あるベンチャーキャピタルに勤めながら、情報技術(IT)企業の『バブル崩壊』を目撃したため」とし、「連日ストップ高を記録していた企業が一瞬にして堕落に落ちる様子を見て、衝撃を受けた」と話した。逆にハンバーガーやフライドポテイトを売って年間100兆ウォン以上の売上をあげ、数十年間揺れることがないマクドナルドの力に感銘を受けたという。同氏は、「スムージーキングをマクドナルドがうらやましくないグローバルブランドに育てていく過程を見守ってくれてほしい」と話した。
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