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[オピニオン]「紫色のミニスカート」の金在姸議員

[オピニオン]「紫色のミニスカート」の金在姸議員

Posted June. 01, 2012 07:11,   

妻から、「私を思い浮かべると、虹色の中で、どんな色が思い浮かぶの?」という携帯メールが届いた。「忙しくて目が回るほどなのに、なんてつまらない質問を」と、胸の中では文句を言いながらも、大して考えもせず、「赤」という返信を送った。しばらくして、ひんやりした空気の漂うメールが届いた。「もう一度チャンスを上げるから、考え直してみて」。妻からの質問は最近、既婚の女性らの間で流行っている、夫らに対して問いただす質問だ。赤はただの妻、橙色は恋人のような、黄色は妹のような、緑は友達のような、青は気楽な、藍色は知的な、紫色はセクシーな妻を意味するという。

◆統合進歩党(統進党)の金在姸(キム・ジェヨン)比例代表当選者が、第19代国会に登院するとき、紫色のミニスカートを履いた。白のブラウスに黒のジャケットだったなら、なんでもないはずだったのに、黒のジャケットに紫色のミニスカートの、洗練した組み合わせが目を引く。統進党の李正姬(イ・ジョンヒ)元代表なら、絶対にそのような着こなしはできなかっただろう。1987年に大学に入った李元代表は、「進歩の赤いばら」といわれているが、どこか、80年代の運動圏女学生出身のくすんだところが残っている。1999年度に大学に入学した金議員には、それがない。さすが、新世代のメトロポリタン主思派ともいえるだろうか。

◆紫色は、統進党を象徴する色だ。そのため、金議員は紫色のミニスカートを履いたのだろう。元々、進歩の象徴色は赤だ。02年のサッカーワールドカップ韓日共催の時、「赤い悪魔」による応援の熱気に、赤が全国を総なめした。その時、韓国社会での赤に対するタブーは崩壊したとか、何とかと言われた。それでも同年、大統領選挙に立候補した盧武鉉(ノ・ムヒョン)候補や開かれたウリ党は、大胆に赤を使うことができなかった。それで選んだのが、黄色であり、今の民主統合党へと続いている。かつて、民主労働党の象徴色は橙色だった。赤を使わなければならない政党は、赤を使うことができないのに、世間が変わり、保守である与党セヌリ党が赤を象徴色として使っている。

◆赤は、情熱を表す。ところが、既婚の女性らは夫から一番イメージに合っていると言われたくない色が、ほかならぬ赤だ。「赤はただの妻」だなんて。どうして、赤がこのようになったのかはわらかないが、セヌリ党が、赤を使うぐらいであり、赤が陳腐になったことだけは間違いない。ソウル大学の安哲秀(アン・チョルス)教授が、釜山(ブサン)大学での講演で、色分け論を批判した。しかし最近の共産主義者は赤を使わない。赤や青の混じったムラサキや、赤と黄色の混じった橙色を使う。安教授も、紫色や橙色の中に隠れている赤を見抜く目を持たなければならない。

宋平仁(ソン・ピョンイン)論説委員 pisong@donga.com