日本プロ野球には優秀な左打者が多い。右利きに生まれたが、子どもの時から左で打つようにトレーニングさせた打者だ。彼らは左腕で投げ、打つ時には左の打席に立つ。今年20ホームランを打った阿倍慎之介(巨人)や巧打者の青木宣親(ヤクルト)らが代表的だ。
左打者を相手する時は左腕投手が効果的だ。左打者の活動が活発になったことで、左打者を阻止するために優秀な左腕投手も大勢登場した。今年ジャパンシリーズの優勝を率いたソフトバンクの杉内俊哉や和田毅のような投手がその例だ。
野球は回りまわる。左腕投手を相手するため、また正統の右打者が歓迎される時代になった。ある野球評論家は、「最近、優勝するためには必ず右打ちの巨砲が必要だ」と断言したりもした。
そのような点でロッテで自由契約選手(FA)になった李大浩(イ・デホ)には良いチャンスだ。右打者の李大浩にずっと前から目をつけてきたオリックスは、最近の交渉で李大浩に2年間総額7億円(約105億ウォン)を提示した。しかも、殆どオプションがつけられていない保証金額だという。
03年56ホームランを打った李承鎏(イ・スンヨプ)が同年末、ロッテと契約した時にもらった金額は2年間5億円(約75億ウォン)だ。06年末、李炳圭(イ・ビョンギュ=LG)は中日と3年間4億円(約60億ウォン)、09年末ロッテへ移籍した金泰均(キム・テギュン)は3年間5億5000万円(約83億ウォン)に契約した。この中で、李承鎏と李炳圭は左打者。パワーと精巧さを兼ね備えていると評価される李大浩に右巨砲という点は大きなプラスになっている。
日本のほかの選手と比べても李大浩の条件は良い。最近、日本FA市場の最大魚は横浜の中心打者として活躍した村田修一だ。08年、北京五輪などで4番打者に活躍した村田は、右巨砲で9年間ホームラン251本を放った。昨年2億2000万円(約33億ウォン)をもらった村田に最も積極的な関心を見せている球団は左打者の多い巨人だ。原沢敦巨人球団代表は、先週末、9年間251本のホームランを打った村田に年俸3億円(約45億ウォン)に多年契約を提示すると話した。年平均3億5000万円(約52億ウォン)を受けることにした李大浩に提示された条件が村田に提示された条件より良い。
一時、日本選手より一枚下手と評されていた韓国選手が今は日本の特級スターに劣らない待遇を受けながら日本へ進出する日がやってきたのだ。
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