日本の証券市場で試算するネクソンの時価総額は、計8兆7000億〜10兆2000億ウォンと、今年の日本企業公開(IPO)市場の最大物件に名を連ねている。ネクソンに続き、日本の証券市場に上場する第2、第3の国内有望企業が登場しかねないという見方が出ている中、韓国証券市場が韓中日3国の証券市場のグローバル化競争から遅れを取っているのではないかという懸念が高まっている。
●グローバル化市場に浮上する中華圏
中国証券市場は、グローバル化に向け、いち早く動いている。上海取引所は、外国企業向け専用市場「国際板」の発足に向けた基本的な準備作業を終えた。国際板とは、中国政府がグローバル上位500企業など、海外の超優良企業を上場させるために新しく作った証券市場だ。
グローバル企業各社も、「世界の工場」から「世界の市場」へと、生まれ変わった中国消費者に近づくことができ、さらに中国内での事業拡大に向けた資金を、その場で人民元で調達できるということで前向きだ。
香港の証券市場には、すでに同様の効果を狙ったフランスの化粧品ブランド、ロクシタンやイタリアのブランドメーカー、プラダなどが上場している。昨年、グローバルIPO市場も、香港や中国が総なめした。世界のIPOの調達金額3000億ドルのうち、香港が612億ドルと、24%を占めている。中国本土の深圳取引所が、計400億ドルと、2位となっている。
専門家らは、上海・国際板まで発足すれば、韓国取引所にとっては長期的には大きな危険要素になるだろうと見ている。
●ネクソンで再び注目集まる日本市場
証券市場の低迷で身を縮めていた日本の証券市場も、ネクソンを誘致し、再び投資家らの注目を集めている。ネクソンが韓国証券市場の代わりに、日本の東京取引所への上場を選んだのは、海外での買収合併(M&A)に有利だという判断のためだという。ネクソンの関係者は、「売上の70%ほどを海外で上げている」し、「内需企業ではないだけに、世界的ゲームメーカーになるためには、海外企業に対し、積極的にM&Aを行う必要がある」と主張した。日本のゲームメーカー各社に目をつけているだけに、日本の証券市場に足を向けざるを得ないという意味だ。
大宇(テウ)証券の任基永(イム・ギヨン)社長は、「ゲーム会社を主流に認めない国内証券市場とは違って、日本のゲームメーカーへの価値評価は大変高い」とし、「その点から、上場の複雑な手続きにも関わらず、日本証券市場を選んだ模様だ」と伝えた。ネクソンに続き、複数のソフトウェア会社も、日本での上場について積極的に考慮しているという。
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