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サッカー八百長の裏に国際犯罪組織、FIFA関係者が可能性指摘

サッカー八百長の裏に国際犯罪組織、FIFA関係者が可能性指摘

Posted July. 16, 2011 08:42,   

「サッカーの八百長に関与している国際資金があるようだ」

趙重衍(チョ・ジュンヨン)大韓(テハン)サッカー協会長は15日、国際サッカー連盟(FIFA)が、八百長に関与していると疑われる国際資金の動きを注視していると明らかにした。趙会長は八百長予防と追放のための組織であるFIFAセキュリティー部部長から、このような話を聞いたという。

最近韓国を訪問したクリス・イートンFIFA部長は、国際刑事警察機構(インターポール)で長年犯罪捜査に携わった経験のある人物で、欧州や全世界で起きているサッカー八百長の調査を総括している。イートン局長は、八百長防止に向けたFIFAと韓国の連携体制作りのために来韓した。

趙会長は「イートン局長から、このような資金を運営している組織が東南アジアと中国などから、最近は南米にまで活動舞台を移しているという話を聞いた」と伝えた。しかし、資金の規模や組織の性格などに関する詳しいことは公開しなかったという。

この組織が実際に存在するなら、韓国で起きた八百長に関与していたかも重要な捜査対象になる可能性がある。同組織が南米へ拠点を移したなら、最近欧州と韓国、中国で八百長への捜査が強化されているためと見られる。

FIFAは八百長の追放に総力で取り組んでいる。英紙ガーディアンの電子版は最近、八百長の震源地がアジアだと報じた。またFIFAの重要な目的がアジアの八百長犯罪組織を追放することだと強調した。アジアの八百長グループが欧州サッカーにまで魔の手を伸ばし、数々の副作用を起こしているという。これまで東南アジアの賭博組織が近隣国の八百長に関与していたという話は良く耳にすることだった。しかし欧州にまで魔の手を伸ばしているという説の詳しい内容は明らかにされていなかった。

最近、ギリシャ、トルコ、イタリア、フィンランドなどで起きている八百長はFIFAに危機感を与えている。ゼップ・ブラッターFIFA会長は「ファンたちがサッカー試合の結果を信頼しないなら、サッカーは崩壊するかもしれない」と述べ、強力な制裁の方針を明らかにした。FIFAはインターポールと連携して今後10年間、八百長追放のために2000万ドル(約200億ウォン)を注ぎ込む予定だ。

最近欧州で明るみに出ている八百長の実態は深刻な状態だ。ドイツサッカー界の首脳は「最近、数年間20ヵ国の300試合で八百長が起きているという疑いが持たれている」と明らかにした。ギリシャでは6月末に2球団の球団主ら60人が逮捕されている。

欧州での八百長は、これまで各国の下部リーグで起きていたが、最近は1部リーグはもちろんのこと、「夢の舞台」と言われるUEFAチャンピオンズリーグやUEFAヨーロッパリーグなど最高の人気を謳歌している舞台にまで浸透していると推定されている。

さらに深刻なのは、国際Aマッチまで八百長が疑われているのだ。6月2日にあったアルゼンチンとナイジェリアの親善試合も疑われている。アルゼンチンは1−4で負けた。八百長の誘惑は若い選手たちにまで広がっている。

一方、インターポールは昨年、南アフリカW杯期間にマレーシア、中国、シンガポール、タイなどで八百長関連の捜査を行い、1ヵ月間で5000人の身柄を拘束し275億ウォンの現金を押収しており、多数の賭博場を閉鎖した。彼らが運用した賭博資金は2兆ウォン台に上る。



bluesky@donga.com