新たに任命されたジェームズ・サーマン在韓米軍司令官が、14日に就任式を行い、3年任期をスターとさせた。ソウル龍山(ヨンサン)米軍基地の就任式場には、韓米両国の軍首脳部が総出動した。韓国と米国の国歌が順に鳴り響く時、敬礼をしていた韓米将兵は、強い連帯感を示した。サーマン司令官は、イラク戦、クウェート戦などで活躍した野戦指揮官らしく、強靭な印象を漂わせた。
◆就任式で、サーマン司令官には3本の旗が引き継がれた。韓米連合軍司令部、UN司令部、在韓米軍司令部の旗だった。韓米定例安保協議会(SCM)韓国側議長の金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官が韓米連合軍司令部の旗を、韓米軍事委員会(MCM)米国代表のマイク・ミューレン米合同参謀議長がUN司令部の旗を渡した。ロバート・ウィラード米太平洋軍司令官は、在韓米軍司令部の旗を伝えた。サーマン司令官は、旗を力強く受け取って握った。100メートル後方からも、サーマン司令官の握力を感じることができるほどだった。行事に参加した金在昌(キム・ジェチャン)前韓米連合軍司令部副司令官は、「安全保障の責任を全うするという堅固な意志が表れている」と述べた。
◆在韓米軍司令官が、韓米連合司令官の「帽子」を一緒に使い始めたのは、1978年11月からだ。韓米両国軍の作戦指揮体系を一つに統合し、有事の際、一糸不乱の作戦統制をするためだった。そして、北朝鮮の挑発に対抗して、国連の武力使用の承認がなくても、両国の70万軍事力で即時対応するのに最も効果的な体制だという判断もあった。しかし、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府は、米国に対して戦時作戦統制権の返還を求め、米国がこれに応じて、両国は戦時作戦統制権の韓国返還を2012年4月に行うことと2006年10月に合意した。それを2015年12月に延期したのが、李明博(イ・ミョンバク)政府とオバマ政府である。
◆今回退いたウォルター・シャープ前在韓米軍司令官とサーマン司令官は、「現在の韓米連合防衛能力は、北朝鮮の挑発を抑制し、武力衝突の際、確実に報復できる態勢を備えている」と強調した。彼らは、就任行事の最後に韓国語で「一緒に進みましょう」と呼びかけた。しかし、2015年12月の戦作権返還と連合司令部解体後に描かれる韓半島連合防衛の姿は、まだ不透明で不安である。そして、韓国と米国司令官の2人の指揮を受けることになる韓米連合軍司令部の代替組織が一体となって動くことはできないと憂慮されていることも現実的な問題だ。
ハ・テウォン論説委員 triplets@donga.com






