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米軍基地の地中に金属性物質、枯葉剤の韓米共同調査団が存在確認

米軍基地の地中に金属性物質、枯葉剤の韓米共同調査団が存在確認

Posted July. 09, 2011 08:09,   

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枯れ葉剤のドラム缶埋却問題が起きた慶尚北道漆谷郡倭館邑(キョンサンプクト・チルゴクグン・ウェグァンウプ)の米軍基地「キャンプ・キャロル」で、枯れ葉剤のドラム缶と推定される「金属性物質」が埋まっていることが確認された。

このため、米軍が「80年に(ドラム缶を)掘り出し、外部に搬出した」と明らかにした枯れ葉剤のドラム缶が、現在もキャンプ・キャロルに埋まっている可能性が高まっている。

韓米共同調査団は8日午後、キャンプ・キャロルで記者会見し、「基地内のヘリコプーター場区域に対する物理探査を終えた結果、地下に金属性の物質が埋まっていることが確認された」とし、「枯れ葉剤のドラム缶と推定される金属性物質の反応、レーダー反応などを含め、22ヵ所で異常な兆候が発見された」と明らかにした。

調査団の関係者は「金属性物質の反応など、異常な兆候が発見された地域をすべて合わせれば、250〜500本のドラム缶を埋めることができるほどの広さだ」と説明した。調査団は、キャンプ・キャロルのヘリコプーター場内で金属性物質反応が出たため、土壌ボーリング調査に着手した。ボーリングは、米軍が要求通り、地中に約2インチの細い管を打ち込んでサンプルを採取する方法で行う計画だ。

環境部の関係者は、「土をすべて掘り起こす試掘調査をすべきだが、米軍が受け入れない」と述べた。



zozo@donga.com