12日、江南(カンナム)高速バスターミナルとソウル駅で発見された爆発物は、構造と成分が同じことが明らかになった。13日、ソウル地方警察庁によると、2ヵ所で発見された爆発物の残骸を国立科学捜査研究院で鑑識した結果、同じかばんとブタンガスのバッテリーデジタルタイマー電線などが使用されていることが明らかになった。
●専門家の犯行ではない模様
警察によると、爆発物が入ったかばんは、20リットルの登山用リュックサックで、同じブランド製品だった。国内H社とR社で生産したデジタルタイマーと12Vバッテリーは、クロム、メッキ、鉄製の発熱体とともに電線で結ばれていた。一定の時間でタイマーがバッテリー電源を作動させ、発熱体に電流を供給し、熱を発生させる形態だ。
この熱気がガラス瓶の中の火薬に届いて火災を起こしたと警察は推定している。燃焼物の残骸から出た火薬は、塩素酸カリウムやマグネシウム、アルミニウム成分などで、市中で簡単に手に入れることができる爆竹に使われる成分だ。
容疑者の意図とは違って、いずれも現場でブタンガス筒は破裂しただけで、爆発はしなかった。このため警察は、社会に不満があるか、誇示欲の強い非専門家の犯行である可能性が高いと見ている。
李サンジュン・ソウル地方警察庁火災鑑識チーム長は、「今後、模擬実験などを通じて、不発の原因を確認する計画だ」と説明した。警察は、爆発物が発見された場所付近の定点カメラや交通カードの利用内容などをもとに、移動経路などを調べる一方、かばんとタイマーバッテリーを販売する業者に対して聞き込みをしている。
●ネットに出回る爆弾製造法
今回の犯行に使われたブタンガス爆弾製造法は、オンラインで簡単に入手できることが確認された。最近、数年間、青少年や一般人がインターネットカフェなどで得た情報で爆発物を製造し、警察に摘発される事例が相次ぐと、国内のポータルサイトでは、関連の検索が遮断されたり、掲示物が削除されることが多かった。
しかし、グーグルやユーチューブなど海外サイトでは、爆弾製造法や関連動画を簡単に検索することができる。実際、グーグルに英語で「ブタンガス爆弾製造」と検索すると、今回の事件で使われた爆弾のように、ブタンガスを利用して作った爆弾を爆発させる動画にヒットした。爆弾材料も、インターネットでいくらでも簡単に手に入れることができる。168人が死亡した95年の米オクラホマ連邦政府建物爆破事件に使われた硝酸アンモニウムも、インターネットを通じて誰でも注文が可能だ。
学校や病院、医院、薬局などに実験目的だけに販売し、個人には売らないと掲載されているが、確認手続きはない。誰でも問題なく購入できるということだ。ソウル清渓川(チョンゲチョン)一帯の化学薬品街でも、爆弾を製造できる危険物質500グラム1本を1万ウォンで購入できる。身分証のチェックなど身元の確認手続きもない。
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