李八成(イ・パルソン)ウリィ金融グループ会長(67)が続投に成功した。01年、ウリィ金融発足以来、初の再任だ。ウリィ金融民営化のきっかけを作った李会長が、再任に成功したことを受け、民営化への作業に弾みがつくかどうか注目を集めている。
ウリィ金融のオ・ジョンナム会長候補推薦委員長は15日、ソウル中区会賢洞(チュング・フェヒョンドン)のウリィ金融本店で記者会見を開き、「李会長を次期会長候補に推薦した」と発表した。李会長は3月初頭の取締役会議を経て、同月25日、株主総会で次期会長に正式に選任される。任期は3年。
オ委員長は、「李会長は、経営への力量や系列会社との利害調停能力、関係機関との円滑なコミュニケーション、対外交渉などの面で、高い評価を受けた」とし、「特に、この10年間、なかなか進まなかったウリィ金融の民営化に、有効に対応できる適任者だと、会長推進委員会の委員らは評価した」と明らかにした。
李会長は、慶尚南道河東(キョンサンナムド・ハドン)出身で、高麗(コリョ)大学法学部を卒業し、1967年にウリィ銀行の前身である韓一(ハンイル)銀行への入社を皮切りに、金融圏で働いてきた。1999年から6年間、ウリィ証券社長(前身であるハンビツ証券を含む)を歴任後、08年6月から、ウリィ金融持株の会長を務めてきた。
李会長は同日、「再任を予想したのか」という記者らの質問に対し、「『厳しい試験』を経て、予想だなんて」とし、「一所懸命、頑張りたい」と話した。ウリィ金融の民営化推進計画については、「政府の民営化日程がまとまれば、ウリィ金融は昨年のように、投資家募集の役割を果たしながら、ベストを尽くすだろう」と強調した。
民営化について、李会長はブロックセール(一部の持分の売却)や、ブロックセールに国民株方式を加味した方式、希望数量の競争入札方式などを考えている。希望数量競争入札とは、応札者の中で最も高い価格を書いた買収者から、先に物量を順次割り振る方式だ。
会長候補が内定したことを受け、ウリィ金融は頭取候補推薦委員会を今週中に立ち上げ、3月末に任期が終わる李鍾輝(イ・ジョンフィ)ウリィ銀行頭取や宋餚榛(ソン・ギジン)光州(クァンジュ)銀行頭取、朴榮彬(バク・ヨンビン)・慶南(キョンナム)銀行頭取職務代行の後任の人選作業に取り掛かる。現在、頭取候補としては、李舜雨(イ・スンウ)首席副頭取や尹詳求(ユン・サング)、金正漢(キム・ジョンハン)専務、李鈖載(イ・ビョンジェ)ウリィファイナンシャル社長、金禧泰(キム・ヒテ)中国現地法人長などが取り上げられている。
一方、副会長が選任されるかどうかにも関心が集まる。李会長は必要な場合、現在、空席となっている副会長を選任する考えを持っているという。ウリィ金融は会長や副会長、専務、常務の順となっているが、朴ビョンウォン元会長時代から適任者がおらず、副会長は空席となっている。
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