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中国外務省、柳佑益大使を二日連続で呼び出し

中国外務省、柳佑益大使を二日連続で呼び出し

Posted December. 20, 2010 02:59,   

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中国が南北間の冷静と自制を改めて促している。中国駐在の南北の大使を外務省に呼んだほか、ロシアとも韓半島情勢について意見を交換した。

官営新華社通信は19日、中国の楊潔※(※=竹カンムリに褫のつくり)外相とロシアのセルゲイ・ラブロフ外相が18日の夜、電話で会談し、韓半島状況について意見を交換したと配信した。楊外相は、「緊張を作り状況を激化させるいかなる行為にも断然反対する」とし、「韓半島の両方が必ず冷静と自制を維持し、対話と接触を求める」と述べた。その上で「緊張を高めるいかなる行動も、絶対にしてはならない」と強調した。

また同外相は、ラブロフ外相に「中国とロシアがともに密接な接触と交流を維持し、韓半島状況が悪化し、統制不能になることを防ぎ、韓半島と東北アジア地域の平和と安定を確実に維持しよう」と述べた。これにラブロフ外相は、「各側に最大限の冷静と自制を要求する。ロシアは中国とともに韓半島の緊張緩和のために積極的に努力したい」と答えたと、同通信は伝えた。

これに先立って18日の午後、中国の張志軍外務次官は、「韓半島状況が大変危うく、大変複雑で敏感だ」と外務省ホームページに掲載した投稿文のなかで主張した。張次官は、「現在の韓半島の緊張状況は、決して続いてはならない」と強調した。また、外務省が最近、柳佑益(リュ・ウイク)駐中韓国大使と北朝鮮の池在竜(チ・ジェリョン)駐中大使を呼び、改めて中国の立場を伝えたことを公開した。

これに関連して、ある消息筋は「中国外務省が柳大使を17、18日連続で招致した」と明らかにした。外務省が池大使も連続で招致したものとみられる。

また、同日未明、外務省の姜瑜報道官も、外務省ホームページに記者の質問に答える形で、似たような立場を明らかにした。ただ、中国政府側は、韓国の延坪(ヨンピョン)島海上への射撃訓練に計画や、北朝鮮の報復脅威を特定して表現はしなかった。



mungchii@donga.com